日頃のルーティン(習慣)
Date:2015-09-22(Tue)

百聞は一見にしかず、視察はイメージを一新する。データも同じで意外なことがよくある。先週も議会の特別委員会で敦賀駅前広場を視察した。思ったよりも広く、前に比べれば、使い勝手はよさそうだ。公共ゾーン、市民ゾーン、イベントゾーンと区分けしている。

視察中に話題になったのが障害者のためのバリアフリー。いまはバリアフリー法で段差もなくスッキリと仕上がっている。敦賀市の顔として、気になる箇所もあるが私はおおむね良としたい。

ところで、厚生労働省の2013年人口動態調査によると、「転倒・転落」が原因の死亡者は全国で7766人に上り、交通事故の6060人を大きく上回るとか。そのうち65歳以上の高齢者が86%を占めるというから侮れない。

敬老の日は過ぎたが、総務省消防庁が「住宅防火・防災キャンペーン」を展開中だ。キャッチフレーズは「敬老の日に『火の用心』の贈り物」。火災警報器などの防火用品を身近な高齢者に贈り、住宅火災による死者の約7割を占める高齢者の犠牲を減らそうというものだ。

火災警報器は取り付けが義務付けられているが、統計によれば設置率は81%。高いとみるか低いとみるか。

一方、敦賀市の防災伝達は、トンボメール、防災ラジオ、RCNなど整備されてきた。なかでも中心的存在である防災ラジオの普及率はいまだ、住民登録している全世帯の7割程度と無償貸与にも関わらず進んでいない。
場合によっては、大規模災害時の「避難勧告」や「避難指示」など市役所から緊急情報を自動的にお知らせするだけに、ぜひ設置してほしい。

話を転ずるが、昨日にNHKで「ルーティン(習慣)」と、歴史的勝利に導いたラグビー。

ボールを2度回して地面に置く。3歩下がって左へ2歩。膝をそろえて中腰になり、顔の前で両手を合わせる。その動きは誰も入り込めない儀式のような空気をまとう。ラグビー日本代表の五郎丸選手がゴールを狙うキックの前に行う一連の動作は独特だ。スポーツ選手がプレーの前に必ずする行動「ルーティン(習慣)」。

日課のように行動を習慣化させることで、心身を最適な待機状態にする。雑念や緊張が入り込む隙すらない無心の境地で体が動くようになる。防災、減災も日頃のルーティンとも思う。

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