広い視野で前に(鬼怒川の堤防復旧ははやい)
Date:2015-09-22(Tue)

気持ちいい秋晴れが続く。今年は「彼岸」というよりも「シルバーウイーク」が似合う。穏やかな晴れに恵まれている。車を運転しながら空を見ると、青空に鱗雲。いわし雲。景色も薄曇りだが、どこで寝ても秋風は冷たい。暑い夏が嘘のようだ。まさしく暑さ、寒さも彼岸まで。

鬼怒川の決壊などで大規模な浸水被害が発生した数日後、被災地の空は穏やかに晴れていた。決壊現場では資材を運ぶダンプが列をつくり、大型重機が堤防の復旧。昼夜の突貫工事ははやい。

濁流の跡は所々水がたまり、コンクリート塊などのがれきが広がっている。そこに何棟もの住宅があった。福井豪雨とはまた違った風景が広がる。どしゃ降りは福井が多いが、堤防の決壊は、重なると被害が増大する。

倒壊を免れ、水が引いた住宅の敷地内では、家族総出で片付けに追われる。それでも、この晴れはいい。
黙々と作業する表情は暗いばかりではない。被災から11日が過ぎた。復旧に向けた動きは被害の大きさによって異なる。天を仰いで嘆くことはあっても、困難な中で、被災地は頑張っている。全国からのボランティアも5000人を越えたのではないか。
とにかく「前進」「前に」に現場の復旧を急ぐ。そこには生活があるからだ。

ところで、安部首相は休暇をゴルフを楽しむ光景がテレビで流れた。いろいろ意見はあろうが、一国の首相の余裕はいい。先の安保法採決について「強行採決」と騒ぐが、議会手続きに基づく単なる採決とも議員としては思う。力ずくで阻止しようとした野党こそ無理がある。

私も民主党員だが、強行という前に、最終的には選挙に勝つことであり、負けるというのであれば、、安保法制化で足らざる面を提案する度量が欲しかったと思う。ただ、国政は対決しかできない構図が今回もむなしさだけが残ったように思う。とにかく、前に、被災地に余裕はない、。

内閣支持率もいづれの報道機関の前回調査から数ポイント落ちた。強行はやはり与党側だと、数字から国民の思いがごく自然に読み取れる。ゴルフは前進の球技、だが広い視野を持ったゴルファーは一味違う。時には打ち出したティーを振り返り、後続の組への気配りを忘れない。ルールの競技だ。国会もルールのなかの採決、一方で災害復旧、一方で行楽、日本は広い、とにかく広い視野で前に。




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