災害ボランティアセンターの実践訓練
Date:2015-09-27(Sun)

災害が起きると耳慣れない単語を聞く。茨城県を襲った線状降水帯も然り。あふれた川の水が土手の外側を削る越水破堤なる言葉も使われた。ゲリラ豪雨、スーパーセル、表層崩壊。異常気象は今後も難解な用語を世に出すのだろうか。産み出される言葉「特別警報」もそうだ。そんな新語はもうウンザリなのだが、とにかく災害は全国各地で起こっている。

昨日は敦賀市総合福祉会館あいあいプラザで、災害ボランティアセンターの実践訓練を行った。今回で7回目。お馴染みの顔も多い。

センターは、災害発生時のボランティア活動を効率よく推進するための組織である。敦賀市は社会福祉協議会を中心に、災害ボランティア協議会を区長会をはじめ、各種団体で組織している。ボランティアの養成や市民向け防災教育訓練、防災啓蒙活動を行うボランティアの拠点でもある。

ボランティアセンターは、今回の茨城県常総市でも大活躍でシルバーウイーク中、約1万4千人の受け入れを行い、てきぱきとはいかないまでも、復旧に役立ったことは確かだ。いま、この組織なしでは個人のお宅の片付けは、できないといっても過言ではない。

歴史的に1997年(平成9年)1月のナホトカ号重油流出事故では、のべ27万人が参加。これだけ多くの、しかも大部分が初心者であるボランティアが効率よく作業するためには、これを調整する組織が必要とされた。

そこに、阪神・淡路大震災での経験を有する、災害NGOが、地元の青年会議所などに働きかけて組織したのが日本における本格的な災害ボランティアセンターであるとされている。

2011年3月11日に起こった東日本大震災では、日本のみならず世界から多くのボラティアが駆け付け活動した。災害ボランティアセンターの訓練は今後も継続して進化し続けるだろうが、ただ、敦賀では立ち上がらないことを祈るのみだ。
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