背番号こと、マイナンバーが届くーーー。
Date:2015-10-12(Mon)

来年春のセンバツ高校野球出場につながる秋の北信越高校野球大会の準々決勝が富山県で行われ、福井県代表の2校が準決勝進出を決めた。それも敦賀気比は、7回コールド、8対1で富山商業に勝ち。圧倒的強さだ。それに阪神が勝って、これもクライマックス。野球の明るい話題はいい。

野球といえば、もらってうれしい「番号」がある。高校野球の選手が監督から手渡される背番号。新しいチームになって、大会のメンバーに選ばれる。努力が認められた証しでもある。高校時代、教室で背番号をながめていた友人「この日のためにやって来た」と、よっぽど背番号がうれしかったのだろう。

レギュラーの1桁ならもちろん、控えを表す2桁だって立派なもの。野野球に限らず、スポーツを経験した人なら初めてもらった背番号の感激は忘れられまい。

その思い出は一生の宝物という人も中にはいるかもしれない。柔道など、個人競技が多かった私にはわからないが、一生ついて回る背番号がいよいよ登場する。

こちらは12桁である。来年1月から運用が始まるマイナンバー制度。間もなく一人一人にもれなく「個人番号」が届く。まずは社会保障や課税の分野に使われる。

行政事務の効率化や徴税強化につなげ、公平・公正な社会や国民の利便性向上を図る。税金、社会保障、災害だけに限ると言っても、一方で、市民からは個人情報満載の番号が流出して、自分が丸裸にされないかとの不安の声も聞く。

日本年金機構の情報漏えい問題で日本中が大騒ぎになった。国でさえそうなのに、民間企業は果たして大丈夫かとの声も少なくない。さらには予想もされた制度に乗じての特殊詐欺も早速あったというから心配の種は尽きない。

利便性とリスクは背中合わせ。とはいえ、そのリスクに比べ、どうもメリットが実感できないままスタートとの印象が市民に多いようだ。

9月議会でもマイナンバー導入に伴う手続き、個人情報保護などの条例を敦賀市議会で可決した。私も賛成者のひとりだ。議会の委員会の議論も、メリットとデメリットの議論を重ねた。あれこれ考えれば、もらってうれしいというより、今はちょっとやっかいな番号ではある。末端自治体でも、出前口座など開いて周知徹底も大事だ。マイナンバー届き、運用が始まる来年、使うメリット論をしっかり説明し、個人情報がどういうふうに自治体で守られるか、これも説明責任だ。
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