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生産農家と流通経路・・・。
Date:2008-09-24(Wed)

クロスバイクの自転車で運動を重ねると、ひとついいのは季節を感じることがいい。昨日も朝は久しぶりの秋晴れ。湿度もなく晴れはすがすがしい。原の西福寺を通ると、鱗雲、コスモスに、ヒガンバナ。中には、敦賀の萩の花も咲いている。まさに秋本番だ。彼岸花は、別名、曼珠沙華。赤の曼珠沙華の鮮紅色は見事だ。

山ぎわの田の畦に沿い、一本の花列が燃えている。曼珠沙華の花の名は「法華経」の何か忘れたが、大きい赤花を意味するとか。美しさにも根は毒を持つと母が教えてくれた。懐かしい花でもある。

四国で方言か、忘れたが、東京生まれの母は、彼岸花を別名「ドクユリ」、「ヘビノハナ」と教えてくれた。これは、イメージ連鎖か、女性の内面、情念と、私なりに女性の怖さを感じる花でもある。考え過ぎか、曼珠沙華を忌み嫌うのは人間の勝手。自然は自然のままに、感じればいいと納得させる。それでも赤が並ぶ、原の風景はいい。中には、ハギもコスモスも咲き始めている。秋の花への思いはさまざまだ。

花から野菜に話を運ぶと、農家の人がスーパーなどで野菜や果物の値段を見ると、いつも驚くという。出荷価格の五倍から十倍もの値がついていることがあるとか。どこでもそうだが、食料品は高いというのが通り相場。理由は国土が狭く農家の生産規模が小さいため、低コスト化が難しいからとされてきた。だが、それだけではないとする人は多い。日本全体もそうだが、狭い敦賀平野で営む農業の特徴は高価格、低所得で、原因の一つは流通コストがかさむためという。それを裏付けるような実態が、あらためて表面化した。

カビ毒や農薬に汚染された事故米の不正転売問題である。こんなコメが出回っていた現実にあ然としたが、流通ルートの複雑さにも驚かされた。まだ全容は明らかになっていないが、たくさんの米穀店や仲介業者などが流通にかかわっているようだ。

転売の度に手数料が積み重なり、高くなっていく構図が見て取れる。流通ルートの複雑さは、多くの農産物に共通する問題とされる。事故米への不適切な対応で太田誠一農相らが辞任する事態に発展したが、内在する別の問題も忘れてはならない。

流通ルートの簡素化が必要だ。消費者には少しでも安い価格、生産者には少しでも多くの収入につながるような流通改革が早急に求められる。敦賀の生産農家の認定数も三十数軒しかない。ほとんどが高齢化してきている。どう守るか、深刻な問題だ。 各スーパーの野菜は、県外ものが大半だ。

それでも、頑張るスーパーや八百屋もあるが苦しい。一方、農協のファマーズの人気は上々だ。晴明の朝市、ふれあい市と流通経路を省いた農家とお客との対面販売が敦賀でも始まっている。公設市場でも10月25日に「市場で朝市」(仮称)と表して試験的に朝市を開設する。

秋本番、朝の気温も16度と肌寒い・・・。
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