これは日本全体の課題であるが、敦賀市にとっても今後の将来にとって大問題だ。
Date:2015-11-14(Sat)

高倉健さんの人気は今でも懐かしむ方は多いのではないか。。不器用だが、信義を重んじ、最後まで闘い抜く異次元の主人公に私も含め、誰もが、共感し酔いしれた。

神戸の映画だったか忘れたが、「待ってました」と、館内は大いに盛り上がったことを今もはっきり覚えている。やくざ映画の枠を超え、多様な映画に出演、幅広いファンを獲得するようになっても信念を持ち、正直に、不器用に生きる役どころは変わらなかったのではないか。

増え続けるのは非正規雇用、中小企業や地方にアベノミクスの恩恵が届いた様子もない。ましてや、厳しい状況が続く敦賀市、そういう時代を健さんのように反発を恐れず、真っすぐ生きていくことは大変だ。

ところで、高速増殖炉「もんじゅ」をめぐり原子力規制委員会は、文部科学大臣に対し、新たな運営主体が見つからなければ、もんじゅは廃炉を含めて抜本的な見直しを迫った。変えれば安全が担保でき事業ができると思っているのだろうか。組織にいながら組織運営を知らないあまりにも無責任極まりない勧告だ。

テレビで堂々と、勧告は法律田中俊一委員長は「規制委員会の初めての勧告で重いものだ。強制力はないが、文部科学大臣は勧告の趣旨を十分にくみ取ってきちんと対応してもらいたい」と述べ、新たな運営主体が見つからなければ、もんじゅは廃炉を含めて抜本的な見直しを迫られる。

原子力規制委員会の領域を超えた発言ではないか。これで高速増殖炉を柱の一つとする核燃料サイクル政策にも影響が出る。当然、全面的な協力をしてきた敦賀市の影響は必至だ。

一方、河野太郎行革担当大臣の使用済み船、再処理施設の対応も核燃料サイクルを止めよと言っているに等しい。河野大臣のもとからのサイクル政策反対を行革で示そうとの表れ受け止める。

これは日本全体の課題であるが、敦賀市にとっても今後の将来にとって大問題だ。


かつて、もんじゅは、日本のエネルギー事情が厳しい中で、日本が生き残るために「夢の原子炉」と言われ、そこに多くの若者が技術者が、熱き心を持ち、世代を超えて、造りあげてきた。どちらかと言うと、健さん的な生きざまとも思うが、世の中、変われば人も変わり、どこか受けのいいことのみに走る集団のむなしさを感じる。もんじゅ、危なし、敦賀も危なしだ。
スポンサーサイト
【2015/11/14】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |