友好都市の各務原市の勢い
Date:2015-11-21(Sat)

現役時代、あの憎らしいほど強かった北の湖理事長がなくなった。確か私よりひとつ下。早い旅立ちだ。東京駅だったか、仲間を連れての歩く様は貫禄十分だった。ご冥福を祈りたい。

昨日は友好としである各務原市(かかみがはらし)を訪れた。各務原市と敦賀市は平成元年10月に友好都市の盟約を結び、書道、物産など多面的な交流を進めている。議員間も二年に一度、訪問しあっている。

各務原市は、岐阜県南部の市である。近年は自衛隊岐阜基地などに関連する工業都市として、また岐阜市や名古屋市のベッドタウンとして発展を遂げた。人口は敦賀市の2倍の14万人を超える。

工業出荷高は岐阜県内第1位であり、飛行実験隊に位置づけられている航空自衛隊岐阜基地に隣接する川崎重工業航空宇宙カンパニーの航空機工場、三菱重工業などの関連航空機部品企業群、自動車関連工場など輸送用車輌機器、金属加工企業が群立している。

それを象徴するかのような、かかみがはら航空宇宙博物館は、国産の航空機や実験機、航空関連資料、さらに宇宙開発関連資料などを収集、展示すると共に体験的な学びの機会を提供する。飛行機好きにはこたえられたい施設だ。宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999の作者である松本零士が名誉館長を務めている。2005年4月より、「かかみがはら航空宇宙科学博物館」に改称。

従来の航空関連、宇宙開発関連資料に加え、科学関連資料の展示を充実をはかっている。各務原市のいきおい勢いを象徴するかのように、2016年から建物増築による展示スペースの増床、展示レイアウト大幅変更、飛燕などの展示物を増やすなどの全面的なリニューアルを行うため一時閉館となり、各務原飛行場開設100年にあたる、2017年に、リニューアルオープンを予定している。その運営も各務原市に加え岐阜県の共同となる。いかに航空宇宙産業に未来があるかが理解できた。

ところで、先日、報じられた今年1〜10月の訪日外国人旅行者は1600万人を超え、過去最高を更新したという。円安やビザ要件の緩和が背景にある。訪日外国人旅行者を意味する「インバウンド」という観光用語を頻繁に耳にする。その訪日客の関心は、東京から富士山周辺、大阪・京都を巡る「ゴールデンルート」に集中しているのが現状である。当然、名古屋も岐阜もそのルートの恩恵を受ける。

国はその効果をゴールデンルートだけではなく、地方にも波及させることを目指している。敦賀市にとっての課題は、北陸新幹線、敦賀延伸に伴う市内観光、気比神宮、赤レンガ倉庫、博物館通りへの回遊してもらう仕掛けづくりだろう。

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