水木ロードの車道一車線化に学ぶ、本町商店街の二車線化
Date:2015-11-26(Thr)

いま、繁華街や観光地で古くて新しい流れがある。「歩天」。昔は銀座の歩行者天国など有名だったが、ひとつの流れとして道路の二車線化や道路を波状にして自動車の速度を落としての歩行者優先の考え方だ。敦賀市も国道8号線の二車線化が、計画されて何年たつだろう。そろそろ国土交通省もしびれを切らしはじめている。神楽町の二車線化の要望もある。

先日、長野駅から善光寺までの二車線化を紹介したが、今日は、境港市の水木しげるロードの改装に向けた車道の一方通行の社会実験を紹介したい。

水木ロードの4分の3の約600メートル区間に、サルビアやパンジーなど花のプランター千個が並べ、車道を2車線から曲線交じりの1車線にし、空いたスペースでは、鬼太郎のゲタ積みや伯州綿の綿繰り体験などのイベントを行い、観光客はもちろん、地元の方も歩いて楽しめる空間を形成しようと言うもの。二車線化の長野市の中央通りも花で飾られ、歩行者優先の道路はどこか、居心地がよかった。

敦賀市の本町、駅前商店街の中心商店街(シンボルロード)に、漫画家の松本零士さんの「銀河鉄道999(スリーナイン)」と「宇宙戦艦ヤマト」の名場面を再現したモニュメント像がある。まさに、境港市の二番煎じだが、それでも、時たま写真を取る観光客を見かける。

一方、水木ロードは、JR境線の妖怪イラスト列車導入や妖怪着ぐるみたちのパレードをはじめ、さまざまなアイデアやイベントで常に進化してきた。

その延長上に「車より人を大切にするまち」としてロードの改装が予定されている。敦賀市も北陸新幹線の敦賀延伸までに、まずは国道8号の二車線化、そして神楽町の商店街と市道と、取り組んではどうか。

境港市の水木道路の鬼太郎人気にもかげりがあるが、常に未来を見ての一車線化、境港の方の意気込みは、かつて、駅前、本町商店街の参考になった。それだけに、今一度、その意気込みに学ぶときではないか。地元商店街との調整など難しい面も多いが、ここまで落ち込んだ商店街の活性化のためにも、今一度、考えるべきときでもある。

先日の市長記者会見で、国道の本町商店街より市道である神楽の商店街の二車線化を語った市長だが、財政きびしきおり、国の予算でできる国道8号を優先すべきではないか。それも北陸新幹線で確実に増える観光客をどう歩いて気比神宮、赤レンガ倉庫まで足を運んでもらうか、いま大事なときだ。
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