観光整備と幸福度
Date:2015-11-30(Mo)

一昨日と昨日と野坂少年自然の家で海洋少年団中部地区連の指導者研修で過ごした。昨日は来年、中部地区の大会の会場にするきらめき港館で開催するにあたっての下見。

その際、訪れた、「つるが鉄道フェスティバル」は盛況。鉄道模型のプラレールやNゲージなどが所狭しと並び、終日大勢の家族連れらでにぎわった。一方、赤レンガ倉庫も昨日段階で入館者が2万7千人をこえ超え今年中に3万人を超える盛況。駐車場も満杯状態。人道の港ムゼウム、鉄道資料館も人が集まる。まさに相乗効果だ。

金ヶ崎一帯を鉄道と港と歴史のエリアにと、かつて熱く語っていた田仲完一さんを思い出していた。いつだったか、幸福度の話になった。観光と幸福は関係なさそうだが、地域を磨くには観光、これが地域住民の幸福につながるというもの。

ところで、少し前、幸福度日本一」の評価を受けた福井県では、将来や次の世代が良くなることを願う「希望」を高めるため、『ふるさと希望指数(LHI)』の研究を進めていた。また、幸せの国ブータンにならって、日本でも心の充実度を示す「国民総幸福量(GNH)」を政策に生かそうと指標を検討したこともあった。

数値化の難しさもあって、いつの間にかまた「国内総生産(GDP)」ばかり連呼されているけれど、痛みが多くとも、不幸ではない。自分らしい人生を生きたいと、NHKの番組で、51歳で認知症と診断された埼玉の佐藤雅彦さんの10年の記録を見た。失敗を重ね、周囲の助けも借りながら好きな1人暮らしを続け、できることを積み重ね、できたことを楽しんでいる。

「痛みを感じるのは生きているから傷つくのは生きているから」。佐藤さんの詩のような日記はこう続く。「私は今かなり生きているぞ」と。痛みを感じることを多い敦賀だが、観光の街でなかった敦賀市、何度もチャレンジを繰り返している。JR直流化事業に加え、最近でいえば相生通り整備と、そのときはいいが、徐々に客が遠のくことを繰り返している。それでも赤レンガ倉庫の挑戦。

話を戻すが、幸福を強く感じる人や人生に意味があると思う人ほど、脳の「楔前部(けつぜんぶ)」という部位の体積が大きい傾向があるとの研究成果もあるとか。詳しい働きは未解明だが、いずれは幸福を数値化できる時代が来るかもかもしれない。
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