市民協働課設置から10年の月日がたつがーーー。
Date:2015-12-15(Tue)

昨日は議会の総務民生常任委員会。12月議会に提案された「敦賀市個人番号の利用に関する条例」の制定、市有財産(駅西の福井大学国原子力工学研究所の土地と建物)の福井大学への無償貸付などを審査。

ひとつ目は、来年から運用されるマイナンバーへの敦賀市が対応するための条例、二つ目は平成28年3月で期限をむかえる福井大学への貸付を28年4月から5年間の無償貸付の件、いずれも全会一致で可決すべきものと決定。ちなみに福井大学に無償貸付を行っている建物は電源三法の交付で建設したことにより、福井大学から貸付料を頂いたしても国に全額納めることになる。

審査後、夕張市の財政状況、苫小牧市の中心市街地のまちづくりなど視察のそれぞれ報告書によう、今後の生かし方を議論。ちなみに議会の委員会には審査権と調査権をもっており、委員会で継続的調査する事項を扱う。昨日の議論では中心市街地などまちづくりをどうするか、他の委員会と絡むだけに、委員長間で話し合ってもらうことになった。

まちづくりといっても行政が行うには限界がある。市民の力あってのまちづくりだ。私が注目するのは、県内の鯖江市では、「市民主役条例」がある。これをもとに、市民参加による住民自治や新しいまちづくりを進めてきた。最近、注目された鯖江市で女子高校生がまちづくりに取り組む「鯖江市役所JK課」が発足してから1年半が過ぎた。。 ネーミングをめぐって賛否両論が巻き起こったが、メンバーは若々しい発想で鯖江を活気づけたことは評価したい。

JK課の目標は、若者や女性が気軽に参加できる「“ゆるい”市民によるまちづくり」。昨年6月以降3回開いたごみ拾い企画「ピカピカプラン」には毎回約100人が参加。市の事業に参加したことがない若者層の取り込みに成功した。
 
市内の菓子店主らでつくる「ボーノ夢菓房」と合作したオリジナルスイーツは、イベントで毎回完売する人気ぶり。市文化の館(図書館)の自習机の空き状況を知るスマートフォン向けアプリも開発。高校生ならではの目線で鯖江の魅力づくりなど話題性は多い。
 
これに影響を受けてか、昨年6月には、娘のような年齢のメンバーの活躍に刺激を受けた、市内の“おばちゃん”らが「鯖江市OC課」を結成するという波及効果も。婚活イベントや道の駅でのカフェ開催など多彩な活動を続けている。

JK課もOC課も行政が仕掛けた市民の組織で話題先行だが、着実に成果をあげていることは評価したい。NPO活動など活発な鯖江市の基盤と市長の発想の柔軟さが実を結んでいるとも言える。

敦賀市の男女協同参画センターある市民協働課は、社会貢献活動やNPO活動の支援を両輪とし、協働活動の更なる活性化を推進する目的で設置された。

この市民協働課も平成16年の議会の小谷康文議員の一般質問から始まった。当時の議事録で「具体的な拠点としては、例えば勤労福祉センターの活用もどうかと思うわけですが、さまざまな分野の市民活動団体がNPO、ボランティアなど非営利で公益的な活動をしている人たちやこれから活動しようと考えている人たちのための拠点施設という考え方です」と、当時から10年の歳月が流れているが、今一つ、盛り上がるに欠ける市民活動、どこに原因があるのだろう。
スポンサーサイト
【2015/12/15】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |