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観光行政で大事なのは、持続性と計画性ではないか・・・。
Date:2008-09-29(Mon)

9月末なのに寒い。曇り空はよけいに寒さを感じる。衣替えももうすぐだが、長袖を用意したとか。敦賀を訪れる観光客の姿もすっかり秋の装いだ。そろそろ行楽の秋だ。原風景の中池見もすっかり秋の準備だ。NPO「中池見ねっと」も福井県から認証を予想以上に早く受けた。国道8号バイパスではないが、保全は、これからが大変だ。

話は変わるが、女房から四国遍路の歩くさまが伝えられた。四国でもことごとく、観光行政が失敗しているが、遍路と阿波踊りは違う。この時期、四国遍路は歩きやすいのか、白装束で全行程を徒歩で完走する方も増える。単に遍路といえば、春の季語である。春の遍路には、ある種のあわれさが伴うといっても、季節の華やぎが反映する。一方、秋の遍路には、求道者的な雰囲気があるという。これから冬になれば、よけいに求道的になる。

四国遍路がいいのは、リピーターが多いのも強みだ。一度、回り終えても、またスタートに立つ。遍路行は半永久運動に似ている。四国の札所は宗教、宗派、外国人を問わず、大きく包み込んでくれる。寛大さの魅力もあるとか。千年を越えて引き継がれ、いまに生きつづけている「癒やしの空間と道」とかで、時代がそうさせるか、四国遍路人気は落ちないどころか、高齢化で増える傾向とか。自治体も毎年、講義を行うなど、遍路や観光客に四国でいう「お接待」には気を使う。

話を、敦賀市に戻すが、敦賀ではなく長浜のある方からメールが入った。長浜ジャスコの敦賀の物産フェアと、観光キャンペーンで、河瀬市長率いるロックバンド「敦賀ベンチャーズ」が、長浜のジャスコ長浜店で、演奏しているとか。アロハシャツ姿の河瀬市長は、ユーモアたっぷりと、長浜市民から評判は上々のようだ。

この敦賀市議会でも、「おもてなし」という言葉が、数度、市長から出された。この分野でも場当たり的なことが多い。JR直流化で「おもてなし大使」のボランティアが休日ともなると気比神宮前にたっていたが、もうその姿はない。

長浜では、前にも書いたが、もう四半世紀、観光ボランティア活動が継続されている。昭和59年より長浜市で滋賀県初の観光ボランティアガイド団体が設立され、現在にいたっている。長浜市のボランチィアガイドによるコースは五つある。ボランティアもベテランが多くなり、内容が濃い。説明もうまい。ひとつは、北国街道に始まり、曳山博物館、大手門通り、大通寺、表参道、黒壁美術館とすすむ。

黒壁スクエアには、年間200万人以上の観光客が訪れる、長浜でもっとも賑わう観光スポット。同じ規模で、曳山会館には、ボランティアが数人、観光客に説明する。市長の営業活動も大事だが、受け手のおもてなしも大事だろう。観光は、浮き沈みが多いだけに、市民力の違いもあるが、敦賀市は、予算面では長浜よりはるかに多い。ところが、成果がどれほど出ているのだろうか。

長浜市は、観光ボランティア育成に、講座を四半世紀、同じことを繰り返している。地道な取り組みが大事なことは確かだ。観光も持続性と計画性だ。これが敦賀市の最大の欠点ではないか。中池見湿地にも数は少ないが、四季に折々にリピーターもいるとか、地道な取り組みが必要なことは言うまでもない。
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