北陸新幹線金沢-敦賀間の事業費が15年度の220億円から来年度900億円に増える見通し
Date:2015-12-24(Thr)

今日はもうクリスマスイブ。寒い朝の早起きはつらい。もう一度布団に潜り込みたくなる。つい怠けがちな当方としては、またまた潜り込む。議会も終わり、敦賀市も来年度予算編成に拍車をかける。

ところで、国の来年度予算編成で、北陸新幹線金沢-敦賀間の事業費が15年度の220億円から900億円に増える見通しとなった。北陸新幹線開業の経済効果が予想以上に高く、安倍政権が進める「地方創生」のモデルになり得ると判断されたからだろう。

かつて日経新聞の社説で北陸新幹線がかなり批判されたことがある。そんな声も北陸新幹線の金沢の成功で、そんな声は聞こえない。北陸新幹線全体では、15年度当初比500億円増の約1千億円となり、手厚い予算措置が講じられたといえる。同時に、敦賀以西ルートの調査費として、国土交通省が概算要求している8億4500万円が満額配分される見通しであるとも。

これで敦賀までの新幹線工事も本格化する。景気が低迷する敦賀にとって朗報だ。舞鶴若狭自動車道の工事が終わり、景気低迷に拍車がかかりはじめた時期の新幹線工事は明るいニュースだ。ホテル、民宿、タクシーなど身近な状況が状況だっただけに、まだまだ低迷時期が続いているが、少しでも明るいニュースはうれしい。

2022年度の敦賀開業を確実にするために、予算を確実に執行していく必要がある。金沢-敦賀間の工事は、用地買収を終えた区間から高架橋建設、新北陸トンネルなどの工事を本格化するが、最大のネックは用地買収にかなりの時間を要すること。小松周辺、福井周辺と7年後目指すにはかなり難しいとの話もある。

鉄道建設・運輸施設整備支援機構によると、金沢-敦賀の用地取得率は13%にとどまっているとか。職員から漏れ出す声は、人手不足と足元をみる地権者への対応と、相当苦慮しているとも。工事も材料の高騰、人手不足と予算と工期が足りるか、来年度には明らかになるとも。

与党検討委員会は金沢-福井間を20年度に、2年早く先開業させる目標を掲げているが、どうみても実現は困難な情勢だとも。それよりも現実をしっかり見据え、7年に迫った敦賀開業、敦賀市の駅周辺、中心市街地など受け皿づくりに時間はさほどない。
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