暖冬、食卓、原子力政策と、じわじわと感じる変化
Date:2015-01-04(Mon)

今年の暖冬。どことなく異常だ。野坂山の雪もいつもより少ないという。除雪の心配も今のところない。ありがたいといえばありがたいが、一抹の不安を感じる。

先月、190カ国以上が参加して地球温暖化防止の新枠組み「パリ協定」が締結された。あっさり締結した。自然災害や肌で感じる温暖化があると論説員は語った。まさにその通りだろう。東浦のミカンが北限とされたが、暖流とかではなく、実際は北上を続けているとか。。

今夏、ワインの生産地、フランスも酷暑に見舞われ、過去2番目の暑さだった。ボルドー地方のワイン生産者にとって、それは地球温暖化がブドウ栽培に大きな影響を及ぼしたとか。

温暖化もそうだが、じわじわと変わる変化、日本の食卓にじわり異変が広がっている。温暖化かm天候不順による野菜の高値のほか、バター不足が頻発し、牛肉価格は右肩上がり。「物価の優等生」とされてきた鶏卵まで近年なく高止まりしている。 

円安による輸入飼料の高騰に加え、生産者の減少が響いている。高齢化と後継者不足、設備維持の負担から廃業が相次いでおり、酪農、肉牛農家とも過去10年で4割減った。TPPの影響も未知数だ。

政府は消費者に価格低下のメリットを説く一方、輸出拡大など「攻めへの転換」で国内生産量や食料自給率は維持できると見通す。農業の規模拡大策などに予算を盛るが、生産者の間では「甘い見通し」と疑念が渦巻いている。足元が揺らぐ中、今後の農と食の在り方を冷静に見定める必要があろう。小規模農家が多い敦賀にとって、どのいうな影響となるか、まだまだみちすうだが、狭い敦賀平野での大規模化も限界がある。

じわじわと襲ってくる変化には人は鈍感だ。温暖化にしろ、食卓にしろ、人口減少にしろ、手遅れになって騒ぐことも多い。長い目でみると原子力政策もそうだ。じわじわと感じる変化を敏感にとらえたい。
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