安倍晋三首相、杉原千畝さんを最大限の賞賛
Date:2016-01-09(Sat)

昨日の衆議院予算委員会で平沢勝栄衆議の質問に安倍晋三首相は、戦後70年、リトアニアでユダヤ難民6000人を救済した元外交官・杉原千畝を最大限の賞賛した。
杉原さんの過酷な半生を描いた映画「杉原千畝スギハラチウネ」が公開されている。杉原を演じるのは俳優・唐沢寿明、メガホンは米国人だが日本で生まれ育ったチェリン・グラック監督。 配役も監督もいい。二度目、映画館で観るとよく理解できる。

1985年1月、イスラエル政府からユダヤ人を救った人だけに贈られる「諸国民の中の正義の人」の称号を授与され、「ヤド・バシェム賞」を受賞した。もちろん、日本人では一人だけだ。
 
しかし、外務省訓令を無視してビザを発給し続けた杉原は戦後の1947年、外務省を辞めさせられている。外交官としての名誉回復は、実に44年後の1991年であった。当時の鈴木宗男・外務政務次官が杉原幸子夫人を招き、人道的かつ勇気ある判断を高く評価、杉原家に謝罪し名誉回復した。それから四半世紀、戦後70年の安倍晋三首相の答弁、まさに復権だ。

私はリトアニアのカウナスの元領事館に15年ほど前に訪れたことがある。小さな一般の住宅ほどの大きさだ。それでもリトアニアという遠い異国に日本人の記念館があることさえ、感動ものだ。それほど杉原さんのユダヤ人救出は人道上の偉業だと、リトアニアでは受け止められていた。

岐阜県八百津町、リトアニア、敦賀市と、それぞれで記念館を継続、発展させる意義は大きい。
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