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不況の足音かーーー。
Date:2016-01-10(Sun)

今日は、朝から気比神宮で海洋少年団の初練習、町内の新年会、昼は成人式。夜は身近の新年会と続く。新年会は日頃のご無礼といろんな意見を頂くいい機会でもある。景気の話になることも多い。

ところで、3日ほど前の中国の「サーキットブレカー」という言葉をはじめて聞いた。中国株式市場の大幅下落や人民元安の進行を受け、世界経済は波乱の年明けを迎えた。リーマンショックで越前市の製造業が受けた影響を思い出した。派遣切りなどによる失業者の増加、中小の企業の倒産と続いた。回復もはやかったが、後遺症を抱えた企業も人もいる。米国の経済破綻が地方にそれも数ヵ月で影響が及んだ。

考え過ぎかもしれないが、今年に入っての欧米、日本、アジアの主要市場が軒並み値を下げ、まさに世界同時株安の様相である。福井県の業況感は堅調で、製造業の生産は高水準で推移している。設備投資も着実に増加しているが、先行きについては慎重な見方が増えてきた。県全体はいいとしても、嶺南、敦賀市の現状だ。原子力発電所の長期停止で景気がいいどころか、低迷したままだからだ。東京の景気の良さとは裏腹に、不況は雇用、人口流出に拍車をかけるとの懸念だ。

北陸新幹線の敦賀開業までの工事は下支えになるが、効果は特定業種への偏りが大きく、今以上に中国経済の減速が進めば、福井県全体で生産活動が低下しかねない。

世界経済が中国経済に振り回される状況は当分、続くだろう。イランとサウジアラビアの関係悪化も大きな懸念材料だ。専門家によると、日本株の主要な買い手でもある産油国のオイルマネーが先細りすれば、資金を引き揚げる動きが加速するだろう。実際、欧米の市場でも既に同じことが起きている。
 
敦賀市の原子力発電所の長期停止による景気の低迷、財政の悪化、さらには、海外に目を転じると、悪材料が山積している。暗い話ばかりを書いたが、市民生活は待ったなしだ。

浮き沈みはあるものの、バブル崩壊後の日本経済の低迷、リーマンショック後の状況を経験しただけに、不況に入ると、必ずと言っていいほど、生活弱者、高齢者、障害者にまず影響が出る。すべてにおいて緊縮することでもないが、市の税収は減少する。そんなことも念頭においてセーフティネット的な対応策も大事だ。

リーマンショック直前、日経新聞か、「落ちるナイフ」という言葉があった。落ちる相場に手を出すな的な格言だが、派遣、非正規の「派遣切り」などの失職はまさに、生活弱者への対応だった。世界経済が身近に及ぶ心配は早すぎるが、足下はしっかりと見ておきたい。
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