映画の影響力
Date:2016-01-12(Tue)

成人式が終わると、正月の行事はほぼ終わるが、各種団体の新年会が続く。ところで、正月の映画ランキングでは「スター・ウォーズフォースの覚醒」が予想通り一位。「母と暮せば」が5位、「杉原千畝スギハラチウネ」が7位、そして「海難1890」が11位とか。ランキングで判断するのも変だが、これだけ重たい作品してはよく「杉原千畝スギハラチウネ」は、健闘している。

映画では、敦賀はビザなど何度か名前で登場する。敦賀港を前にした山々はどうみても富山の山々だ。映画の影響は大きい。来館者が確実に増えている。映画の力は大きい。

話題はそれるが、ご当地映画ではよくできている映画を紹介する。富山県を舞台に、竹野内豊、江口洋介、松坂桃李、ビートたけしらの映画『人生の約束』は、新湊市を舞台に“曳山まつり”と新湊市から見える立山連峰が映画にマッチングしている。鯖江シネマで見ることができる。

なんと言っても、我々世代の正月映画の定番は寅さん、渥美清さん主演の「男はつらいよ」シリーズだ。昭和44(1969)年から平成7年までの26年間で、48作品が製作された。その中で、「男はつらいよ柴又慕情」(第9作)は福井県が舞台だ。永平寺、東尋坊と福井の観光地が定着した映画でもある。

それはそれとして、なによりも最終作品「男はつらいよ寅次郎紅の花」は、この年の1月に起きた阪神大震災の被災地が重要な舞台だ。渥美さん演じる寅さんが炊き出しをしたり、当時の村山富市首相の視察の輪にいたりと、被災者のために活躍する。渥美さんは既に病魔に冒されていた。座っている場面が多いのはこのためだという。定番だった威勢のいい口上も、はじけるような表情も動きも見られない。だが、力を振り絞って演技しているのは見れば分かる。渥美さんの演技がどれだけ影響を与えたか、映像での力は語るより大きい。

阪神淡路大震災から21年目、一方、東日本大震災から4年10カ月を数える。映像での焼きつきは大きい。良いも悪いも、、映画での「杉原千畝」は、これからも続く。大河ドラマ「真田丸」もそのひとつだろう。
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