学校給食センターの老朽化と今後
Date:2016-02-10(Wed)

立春を過ぎても、冬はまだ続く。秋から冬にかけ気分が落ち込む冬季うつ病の発症率が、日照時間の少ない地方で高いというが、落ち込んでばかりはいられない。春近しと頑張ろうー。

昨日は山口県光市の学校給食センターを訪れた。青空に小さな喜びを感じる採光、瀬戸内の風と太陽、柔らかい。敦賀市の給食センターは昭和50年代の建造、衛生設備も含め建て替え時期に来ている。問題は財政に尽きる。どう維持しながら、子供たちの給食を安全に提供するか、そろそろ検討を深めなければならない。

ところで、光市の光、大和両学校給食センターを統合して市学校給食センターが平成26年度に完成、まだ3年目の新しい施設だ。

1日の調理能力は4,500食、全国の学校給食センターでは2例目という製パン設備を備えており、同センターは光、大和センターの老朽化から新設され、小中16校の給食を作る。敷地は7,000平方メートル、建物は鉄骨平屋2,095平方メートル。食中毒防止へ完全ドライシステムで下処理室など汚染区域と調理室など非汚染区域を明確化し、製パン室のほかアレルギー対応室もある。 総事業費は14億3,200万円、国の合併特例債を活用している。

調理業務は全国80カ所の学校給食センターで受託している(株)グリーンハウス(本社・東京)に委託し、約40人の調理員のうち8割は2つの旧センターの調理員を雇用したとか。
 
小学生の給食を試食として頂いた。製パン施設で焼かれたレーズンパンに、クリームシチュー、フライにサラダ、これで246円。少し多目にいれてくれたこともあり、美味しく、満腹になった。

センターにはレクチャールーム、見学ルームもあり、調理の様子を窓越しに見学できる。センターでは米飯給食を週3日、パン給食を週2日と、幅広いメニューを提供している。

それでも、給食センターのの課題は少子化が、今後の課題だ。いささか離れるが、岩手県遠野市では、既存施設の老朽化を踏まえ、平成25年4月に複合化した学校給食センターとして「遠野市総合食育センター」を設立している。同センターは、学校給食の調理能力が最大2,500食/日であり、見学施設の充実や地場産物の活用、防災対応といった様々な機能を持つ。加えて、少子高齢化という社会動向を含め、高齢者向けの配食サービスの機能が付加されている。

宅配弁当の調理能力も最大100食/日を有しており、高齢者の見守りと安否確認を兼ねた「宅配弁当等の提供」が社会福祉法人遠野市社会福祉協議会により行われている。敦賀市の財政、少子化と厳しい次代だけに、今、ただ単に、立て直しの時代でもない。
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