インフルエンザ警報と暮らし
Date:2016-02-11(Thr)

県は10日、インフルエンザ警報を発表。地域別に、敦賀市や美浜町などの二州地区が最も多く、1医療機関あたり58人、次いで福井地区が33.73人、坂井地区が31.33人と。

敦賀が飛び抜けている。先週より子供から親、親から高齢者とその進行は速い。身の回りにも、インフルエンザ患者が数人、出現すると、寒さが続くとヤバイと、うがいと手洗いをこまめに試みる。

インフルエンザの流行は実感としてその速いを身近に感じるが、実感できないのがアベノミクス、原子力発電所の長期停止でなおさらかもしれない。

ここ数日の株価の下落、景気対策や金融政策に伴うマネーの複雑な動きが、暮らしに大きな影響を与えないことを祈るのみだ。

日銀が打ち出した追加金融緩和策を受けて10年国債の利回りがマイナスという極めて異常な事態になった。株価は大幅に下落し、円高ドル安が急激に進んだ。民間の金融機関では預金金利を引き下げる動きが相次ぐ。実質賃金は4年連続の減少。景気は全国的には回復基調にあるというが、とくに、地方、敦賀では実感できない。この局面で経済対策の失敗は許されない。マネーゲームに陥れば、地方は、庶民が暮らしへの影響は速い。

話は変わるが、江戸の時代、江戸の人口は約100万人。半分を武家と僧が占め、残りは町民だった。3代続けて下町で育った生粋の江戸っ子は1%余りで、大半は地方出身者だったとか。

裕福な階層は商人など一部だけだった。「宵越しの銭は持たない」という言葉があるが、実際、江戸っ子は貯金をほとんどしなかった。それでも昼には仕事を終え、湯屋へ行った後、芝居や寄席に足を運んだ。その日暮らしを楽しんでいたらしい。
金が無くても庶民が自力で何とか対処できた時代は、もはや遠い昔のこと。

違うのは平均寿命、超高齢化社会だ。働きたくとも働けない高齢者が多くなる環境だ、それに、非正規や臨時と収入が少ない方も敦賀には増えている。年金での暮らしは、それだけ現役世代にも負担となっている。経済が高度に発展したとはいえ、一方で、敦賀市の年金受給者も2割から3割へ、。景気が後退するときは、まずは弱者に高齢者、障害者、子供と、インフルエンザの流行と似たところがある。
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