道の駅の設置と難しい課題
Date:2016-02-20(Mon)

昨日、嶺南地域に観光客を呼び込むための道路のあり方を考える協議会が設立された。この協議会は、観光の課題に合わせた道路整備について考えようと、嶺南の6つの市と町、それに国や県などによって設立されたとの報道。

観光客誘致には、道路網の整備もあるが、ひとつのキーワードが、「道の駅」だ。地元の新鮮な農産物や海産物を販売している道の駅が観光客などを中心に人気が高まっている。バスを仕立てたツアーも行われているほどだ。

敦賀市は何度か、検討したものの、実現に至っていない。「道の駅後進地域」といえる。しかし、JAの農産物直売所などがあり、道の駅の「代役」を十分果たしているが「道の駅」にはそれ以上の効果がある。 

全国的な道の駅ビジネスの成功をまねするのではなく、国道8号線、国道27号線、国道161号線といった幹線道路沿いに直売所ビジネスの成功と持続性に期待したい。地方創生の総合戦略策定でも全国と同じようなアイデアではなく、こうした発想の転換によるアイデアがほしいが難しい。

道の駅は1993年に国土交通省によって認定制度が作られスタートした。道路利用者の利便性向上が第一の目的だ。現在では千カ所を超える道の駅が登録されている。年間5億人もの人が訪れ、売上高は3千5百億円ともいわれている。地域活性化のモデルともいわれるが、すべの道の駅が成功しているわけではない。

道の駅は幹線道路沿いに立地する。しかも駐車場を確保するため相当広い敷地を必要とする。愛発小中学校跡地、葉原小学校など適地があったとしても施設を整備する自治体に財政的余裕がなければ実現しない。敦賀市の財政事情や地元の気運、やる気がなければ、いつも掛け声で終わっている。愛発小中学校など国道8号線と国道161線の結接点だけに、最大の候補地でもあり、防災の拠点ともなろうが、道路の整備や施設整備の財源はもとより、地元の気運など、難しい課題が山積している。
 
 
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