囲碁、将棋あれこれ
Date:2016-03-09(Wed)

今週の日曜日、粟野公民館を訪れると囲碁王座戦と称して、多くの囲碁ファンが盤にむかっていた。囲碁ファンといっても大半が高齢者だ。市民福祉会館でも、毎日のように楽しむ囲碁、将棋は、高齢者にとって、もっとも手頃な娯楽にようだ。かくいう私もパソコンやスマホのゲームにはついていけない。将棋はいつも時間を忘れる。

女房の父親は晩年は認知症が相当進んでいたが、なぜか、囲碁だけは最後まで強かった。9目おいても勝てなかった。医師に伺うと、認知症が進んだ方でも、楽しいことは脳の違った部分がちゃんと機能するとか、逆に活性化するとも。

一方、囲碁、将棋のプロの世界は若い。いずれも20代だ。昨日、井山裕太本因坊が伊田篤史十段に挑戦する囲碁の第54期十段戦五番勝負第1局は東大阪市の大阪商業大学で打たれ、井山さんが勝った。7大タイトルのうち6冠を保持する井山が、前人未到の7冠独占に挑む注目のシリーズだ。

井山さんはわずか26才。上の世代の強豪をなぎ倒し、1人高き峰を行く平成生まれの若者は、その点でも空前の存在だ。

碁聖に、棋聖、名人、本因坊、王座、天元と、覚えるだけでも大変だ。その6冠を頂く。5番勝負で3勝すれば、して伊田さんからタイトルを奪えば、主要7冠同時制覇の偉業となる。将棋界では羽生名人が20年前に達成しているが、囲碁では前人未到だ。

申し分ない実績に加え、昨年は自己最多の24連勝を記録するなど絶好調。対する伊田十段は入段からタイトル獲得までの最短記録を塗り替えた21歳。将棋の分野の世代交代も最近は、パソコンの発達か、タイトル保持は若い。

2人は中国、韓国勢が席巻する国際棋戦での巻き返しを期し、日本棋院などが編成する代表チームの主力でもある。歴史的大一番での死闘を見守りたい。

話を冒頭に戻すが、私のもっとも手頃な将棋の対戦相手はタブレットだ。強さも最強にしても待ったも自由、新幹線など1、2時間の乗車時間はあっという間だ。
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