永田町、霞が関の動き
Date:2016-03-19(Sat)

 「津」という漢字には港の意味がある。港を襲う波だから「津波」となったとか。英語でもtsunami。
この影響はすごい。東日本大震災が教えてくれた。

ところで、安倍首相は昨日午後の参院予算委員会で、2017年4月に予定する消費税率10%への引き上げについて「経済が失速しては元も子もなくなる。経済をしっかり成長させてデフレ脱却を確かなものにするなかで税収も増やしていく。その中で歳出の改革も進めながら財政健全化も進めていきたい」と語った。

消費税の先送り論がまたぞろ出てきた。先日、安倍首相主導の「国際金融経済分析会合」が初開催された。米教授が消費増税延期を提言した。それもノーベル経済学賞を受賞したスティグリッツ氏である。
来週の会合も同賞受賞者でやはり増税反対の米教授を講師に招く。首相はこの会合を布石に世界経済の減速を踏まえた緊急経済対策を掲げ、増税再延期を「大義」に同日選に打って出る—。そんな観測が永田町で広まっている。

2014年秋、首相は消費税増税をめぐり有識者の意見を聴取。GDP速報値を踏まえて延期を決め、衆院を解散して大勝した。流れは同じだ。二匹目のどじょうをつかむのか。

見え見えの動きがはじまっているようでもある。参議院議員選挙の動きはすでに始まっている。敦賀市にとって、最大の心配事は高速増殖炉もんじゅの動向だ。議会が終わると地元のヒアリングが開かれるとか。参議院議員選挙の絡みで結論は先送りとの見方が多い。

もんじゅは敦賀市にとって国のエネルギー政策への最大の貢献と同時に、ナトリウム事故から、ここ20年の動向は、敦賀の経済、雇用と密接に関係している。敦賀市の将来像は北陸新幹線に受け皿などに市民の関心は向くが、いま、この町の生活の原動力を忘れてはならない。

冒頭の津波ではないが、政治の流れは衆参同時選挙の大波に一挙に進む気配を感じる。ここ数ヵ月の中央、永田町、霞が関の動きは目が離せない。
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