新しい交通体系とまちづくり
Date:2016-03-20(Sun)

四国と本州の宇高連絡船(高松~宇野)、北海道と本州の青函連絡船と今や昔、懐かしい、懐かしい乗り物となった。北海道新幹線開業など新しい交通体系は町を変える。

瀬戸大橋、青函トンネルと新たなものが誕生する陰で、ひっそりと引退する。船なら、なおさらだが、走り続けた列車に思いを寄せるのは人生を重ねることができる。

明日21日、青森−札幌間を結ぶ夜行急行も終了する。ここにも別れの春がある。それだけならいいが、青森、函館の町もその影響を受ける。

急行「能登」「銀河」など懐かしい夜行列車だが、「はまなす」はJR最後の定期急行列車となる。まさに日本の深夜急行の最終便となる。大きな区切りにも思える。

別れの春だ。本州と北海道を長い間つないだのは青函連絡船。1988年の青函トンネル開通によって、列車がその役割を引き継いだ。「はまなす」はその時から28年間運行を続けてきた。思い入れが強い人も多いのではないか。私は「はまなす」は乗ったことがないが、仕事や旅で好んで夜行列車はよく利用した。今や若者に人気は高速夜行バスだ。

他にも津軽海峡をつなぐ特急や寝台特急がこの連休中にラストランとなるらしい。26日の北海道新幹線開通に伴っての廃止となる。海峡に交通新時代が訪れるのは喜ばしいが、一方で一抹の寂しさも感じてしまう。北陸新幹線の敦賀延伸で特急「しらさぎ」「サンダーバード」も敦賀までとなる。

いずれにしても時の流れは速い。北陸新幹線の金沢開業は大きなシャワー効果だったが、多くの地方都市はストロー効果が多い。一極集中、地方衰退との図式もある。よいことばかりがないのも新しい交通体系だ。
スポンサーサイト
【2016/03/20】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |