球春到来、春闘、そして、衆参同時か?
Date:2016-03-21(Mon)

球春到来、昨日、センバツ高校野球が甲子園球場で始まった。敦賀気比の入場行進、優勝旗が返還と、なんともいい光景だ。開会式直後の第1試合で福井工大福井が奈良の智弁学園と対戦し、0対4で敗れた。残念だが、次の25日の敦賀気比、朝9時の初戦、なんとか勝ってほしい。

ところで、敦賀のハローワークの有効求人倍率は1月現在1、79とこれまでにない高い状況が続いている。量的には建設、福祉と問題はないが質的な問題がある。好況なときと比べてパート、アルバイトなど非正規が多くを占める。

一方、春闘が山場を越えたが大企業のベースアップは前年実績を大きく割り込んだ。中国経済の減速や円高・株安を背景に、業績の先行きや景況感の改善が不透明との懸念が労使双方に広がった結果とか。

安倍政権は法人税減税などの見返りに賃上げを主導。その「官製春闘」とも言うべき失速は、消費の不拡大や物価上昇率の低調を招き、政権が掲げる経済の好循環やデフレ脱却の実現への見通しを暗くするとの指摘がある。

福井県でも賃金の底上げ春、もちろん、非正規労働者の処遇改善の実現を訴え、今後、春闘は中小企業に移り、正念場の交渉が繰り広げられる。格差是正へ賃上げの流れが波及するか注目されるものの、大手のトーンダウンと最近の消費税増税先送り論は、消費者物価、株価などの先行きの不透明さにも影響する。

自民党の溝手参院議員会長は昨日のNHK討論で安倍総理が消費税を予定通り来年4月に10%にするのか、実施を先送りするのか、「今夏の参院選挙前にはっきりさせる方が良い」の考えを示すなど、先日の山崎議長をはじめ自民党の幹部の発言も、安倍首相の微妙な言い回しも夏の衆参同時に動き始めているような気がしてならない。動き始めると止まらないのもこの世界だ。
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