民進党の厳しい船出
Date:2016-03-30(Wed)

昨日は嶺南広域行政組合議会定例会。嶺南広域行政組合は嶺南市町6つで組織されている。主な事業として嶺南全域の鳥獣害の措置、小浜線利用促進、嶺南地域の観光促進などがあり、目的は多岐にわたる。

現在、可燃性ごみなどの焼却を若狭町以西4市町、敦賀市と美浜町で取り組むことが検討されている。それぞれ、ごみの処理方法が違うために検討を重ねている。

行政組織が違うなかで共通の事業化は課題も多い。ところで、政党となれば、これも難しいが、民主党と維新の党が合流し今週「民進党」が発足した。発足の翌日、敦賀市でも平和堂前の交差点の街頭で「民進党」と、お披露目の演説したが、勢力拡大には、課題も多い。

改革結集の会の4人と無所属の1人も加え、衆参両院議員156人を擁する野党の誕生である。だが、国民の期待は膨らんでいない。

先日の福井新聞での世論調査(共同)で、民進党に「期待する」が26・1%にとどまり、「期待しない」が67・8%に上った。これが現実の正直な国民の受け止めであり、敦賀市民の目も厳しい。

結党大会で、岡田代表は「政権交代可能な政治を実現するためのラストチャンスだ」と力んで訴えたが、短期的な選挙への対応だけが目立つのが気になる。
 
さらに、気になるのは、合流に伴う路線対立の再燃である。維新からの参加者には松野頼久氏ら、野田内閣の消費税増税の方針を批判して民主党を離れた議員も少なくない。新党も、消費増税の再延期に慎重な議員との間で路線の違いを抱えている。

結党宣言で、「国民の信頼に十分応えることができなかった」と民主党政権時代を反省し、「結束して事に当たる強い覚悟を一人一人が共有する」との決意を示したのは危機感の表れだ。

再び党内対立と混乱を繰り返せば、国民から見放されるのは明らかだ。綱領に「原発に頼らない社会」と明記されている。正直、綱領にはそぐわないし、国、福井県、敦賀市の政策とは一致しないだけに私としては賛同できるはずもない。

ただ、「自由、共生、未来への責任」を掲げ、「国民とともに進む国民政党となる」との立場は明快だ。今後、何でも反対、反対の政党では国民、市民の期待度はあがらない。長期的視点での二大政党への地道さと粘り強い取り組みを持ちたい。
 
 
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