夜景から考えるまちづくり
Date:2016-03-31(Thr)

年度末も年度末。市役所を定年を迎える方にとっては特別な日となる。議会事務局長、この場をかりてご苦労様とお礼を申し上げる。

ところで、今春、北海道新幹線が開業し、北海道から九州まで新幹線でつながった。北陸新幹線といい、北の大地をさっそうと走るグリーンの雄姿は地方創生が叫ばれる中であらためて鉄道の役割が見直されている。

一方で、小浜線は乗客が減少の一途、また、地方を支えたローカル線が姿を消し、一時代を築いたブルートレインも同じ運命となっている。夜行列車を好んだものにとっては、どこか寂しいがこれも時代の流れと思ってしまう。

夜行ではないが夜景ファンが増えているという。金ヶ崎のミライエもよかった。また、美しいだけではない。揺れるネオンや民家の明かりを眺めているとさまざまな人生模様が浮かんでくる。

敦賀市で言えば、野坂山、天筒山からの夜景、夜は怖いが見ごたえがある。最近では高速道路からの夜景は、じっくりは見れないが敦賀港も含めすばらしい。

夜景の名所は明かりの多さでは決まらない。眺めるための、できれば自然の立地点が条件だ。一方で歓楽街のネオンもいい。神戸の夜景、長崎の夜景、それに世界三大夜景のひとつ函館の夜景を見ると、繁華街を中心に民家の白い明かりが天の川のように延びる。ただ、これもかつて輝きはいま一つという。

夜景が都市の活気のバロメーターとすれば、敦賀の本町の昔の輝きが懐かしい。どの地方都市も同様だ。北海道新幹線でつながった函館も観光客景気に左右される。「三大」の輝きを取り戻せるだろうか。アクセスがよくなる一方、発着点から通過点になる不安もあるという。敦賀もいづれ同じ運命がある。

高速道に続き、新幹線と敦賀も人や物の素早い流れを活性化にどう生かすか、駅前も含め真剣に模索する局面にある。繁華街だけでなく商店街も住宅地も温かく揺らめくのが地方らしさ。住民がきらめく、そんな息の長い取り組みがほしい。
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