文化庁とのコミュニケーション
Date:2016-04-06((Wed)

春爛漫だ。その象徴とも言うべき金崎宮で、桜の小枝を交換して縁結びや幸せを願う恒例の「花換まつり」が行われ、満開の桜のもと、親子連れや観光客など大勢の人。これに赤レンガ倉庫と、やはりこのエリアは敦賀にとっては宝だ。サクラは大事にしたい。かつて1000本近くあった金ヶ崎のサクラは400本近くまで減少している。それも大半が老木だ。

金ヶ崎の桜は、市民団体など植樹を繰り返していたが、数年前から桜の植樹を要請しても、市は「史跡を調査、保全する必要があり、文化庁に相談しないまま、国史跡なので新たな植樹は難しい」と難色を示してきた。 

一昨年、金ケ崎城跡とサクラとの共存に向け、河瀬前市長は「史跡と桜の名所は絶対共存共栄できる。全庁的な取り組みの先頭に立つ」と答弁。これを受け若手職員を中心とした庁内横断的なプロジェクトチームを立ち上げ、計画策定の手法やスケジュールを策定。

5年をめどに植樹を含めた保存管理計画策定に取り組み、その後の五年間で計画を実施する。早ければ2015年度に専門家による策定委員会を立ち上げ、文化庁の理解を得ながら桜の名所の維持にとりかかった。

さらに、運動公園のように、桜の植樹などに官民共同による理態勢を構築も大事だ。ここでのポイントは、文化庁とのコミュニケーションだった。

ところで、話は変わるが、厚生労働省の若年者雇用実態調査では、企業が社員の採用選考で重視する点は「コミュニケーション能力」「勤労意欲・チャレンジ精神」「マナー・社会常識」がトップ3。

組織の一員として仕事をしていく能力を求めている。仕事への希望と情熱を胸に小さな敦賀市の市役所や各事業所で新生活を始めた新人たちの姿は、実にすがすがしい。

市役所や各事業所も、新人を迎え入れたこの時期の「初心」を忘れることなく、新たな年度のスタートを切った。

そのためにも、「ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)」が大事だ。意思の疎通が、職場を潤してくれる。国指定の金ヶ崎も、文化庁への「ほうれん」を怠って、今日を招いた。息の長い取り組みが、金ヶ崎のサクラにとって大事だ。粘り強く取り組もう。
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