前震−本震−余震
Date:2016-04-18(Mon)

昨日は福井市である会議があり時間の余裕があったので国道8号線、東浦を北上した。天気はよかったが風があまりにも強い。道路には小枝やゴミなど散らかり、トラックが急にブレーキを踏む。カーブの多い国道8号線はこれだからこわい。敦賀市でも午前7時すぎに最大瞬間風速31.2メートルを観測し、角鹿中学校の窓ガラスが割れ、余座の信号機が倒れたとか。

とは言っても、強風や台風ならば、発生も進路も、強い風雨の始まりも終わりも大方の予想がつく。昨日もそうだった。地震の一番の恐ろしさは「始まり」と「終わり」を知ることができないことだ、と今更のように実感した。

いずれにしても「想定外」がこわい。「前震−本震−余震」の推移で、誰もが想像できただろうか。地震が、より大きな地震の「前震」かどうか。残念ながら現在の地震学の水準では即座には判断できない。ならば「前震かもしれない」との想定を常に持っておくべきだと学者は語る。

それがこの地震の教えだった。その教訓を忘れていなかったか。熊本県が再び大きな揺れに見舞われた。活発な地震活動が続き、余震への警戒はあった。ただ「より大きな地震」はどうか。震源付近は複数の断層帯が交わる複雑な地下構造だとして、現実にその可能性を指摘していた研究者もいた。

いずれにしても痛ましいことに、16日の地震の死者は14日を上回った。被害の範囲も広がった。震度6弱を超える揺れに何度も見舞われてライフラインが寸断され、孤立地域も生じている。

震源は、不気味な移動を続けている。昨日の民放で「中央構造線」の話が出た。世界でも第一級の大断層帯である。高校の地学で習った。日本列島の地図を眺めて、「気がつくことは?」とユニーク教えかたで有名な先生だった。

曰く「日本列島には巨大な竜が潜んでいる。頭を八代海とすれば、胴は熊本から大分へと九州を横断し、四国、紀伊半島を経て、尾は中部、関東に。竜の名は中央構造線だ」と。近年、不思議なことにこの断層での地震がなかったが、その頭がふられたとみるとこわい。南海トラフのひずみと語る専門家もいた。

決してあおるつもりはないが、いずれにしても災害の少ない敦賀と言われるが、地震列島、「備えあれば憂いなし」だ。
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