がん検診の受診率の悪さ
Date:2016-05-04(Wed)

何が要因か、胃がん、肺がん、大腸がん、子宮がん、乳がんの5つのがん検診の受診状況で平均受診率が県内で最下位の8.5%を記録したことがある。

健康管理センターを中心に受診しやすい体制の整備や啓発して、平成24年度には最下位を脱出して平均受診率は2割近くまで向上、しかし、毎年、検診で敦賀市で20人前後の方ががんが発見され、早期発見で元気で過ごされる方も多い。

ところで、がんと診断された国内すべての人のデータを国が一元的に管理する「全国がん登録」制度がスタートし、今年の統計や分析結果が2018年末にもまとまる。正確なデータを生かし、予防や治療法など、がん医療の飛躍的な発展している。

日本では、生涯のうち2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡すると推計される。“がん大国”と言われており、1981年から死因1位が続いている。今年1月1日に施行されたがん登録推進法は、全国約8500の病院と一部の診療所に患者の登録を義務づけた。名前や診断日、がんの種類、治療内容などのデータを、国が都道府県を通じて一元的に管理、患者の有効な治療法に役立てる。

昨年までは都道府県が集計する「地域がん登録」が行われてきたが、届け出は任意だったため、実態を完全に把握できなかった。まして患者が県外の医療機関を受診したり、治療を受けた患者が県外へ転出した場合は、病院の協力を得てもデータが重複するなど正確性に欠けた。
 
市立敦賀病院をはじめ、全国8500の病院から集まれば、より精度の高い分析結果が期待でき、生活習慣との関連なども詳しく分かるに違いない。患者からの信頼も大きく向上するはずだ。

ただ、制度がスタートして3カ月が経過したとはいえ、制度の概要や仕組みが、まだ十分に認知されているとは言い難い。患者や家族はもとより、一般の人にももっと制度の意義をPRするべきだろう。敦賀市での検診の悪さは、奥越の大野市、勝山市との違いである一人世帯の多さもあろうが、せっかくつくった市立看護大学との連携など健康に関する市内インフラの活用策など、生かしきっていないように感じる。
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