熊本地震から1ヶ月
Date:2016-05-15(Sun)

昨日は、小浜海洋少年団の入団式に出席した。海洋少年団福井県連盟には小浜、三国、敦賀の三団体ある。7名の新入団員は小学校3年生から1年生までの可愛い団員だ。小浜団は復活とも言う再出発でもあった。

海洋少年団では、「しつけは訓練の基本」という考えのもと、幼稚園児から高校生までの男女の団員が海を活動の場として、子どもの時から海に親しみ、団体生活を通して社会生活に必要な道徳心を養い、心身ともに健康でたくましい人間の育成をめざしています。クラブチームなど多様化し少子化のなかで、よくぞ復活と敬意を表したい。

ところで、熊本地震の発生から昨日で1カ月となった。長引く避難生活で心身ともに疲労が蓄積する被災者の健康管理が報道されていた。

車中泊による肺血栓塞栓症などいわゆるエコノミークラス症候群にとどまらない。「地震後めまい症候群」「生活不活発病」など震災や避難生活との関連が指摘される疾病は多い。感染症や食中毒とともに警戒が必要だ。

体を動かして体力低下を防ぎ、不調を感じたら医療関係者に訴えてほしい。ズズンと下から突き上げられたり、周囲がゆらゆらしたりするように感じる。そんな地震後めまい症候群は、耳の中の三半規管や皮膚の感覚、視覚の情報を統合して保っている平衡感覚が、脳に記憶された地震の揺れで低下することに起因するとされる。

商船大学での乗船実習では、船のゆれはもちろん、狭い船内でのストレスなど、どう耐性をつくるか、時間と訓練が必要だった。基本は体を動かすことから始まる。

避難所での生活不活発病は外出が減って座り続けるなどして、筋力や心肺の機能が衰える病気だ。避難所で階段を上り下りしたり、周囲を散歩したりして予防する。

避難所となっている熊本市の小学校では今月初め、嘔吐の症状を訴える人が相次ぎ、小学生を含む男女20人余が病院に搬送された。梅雨入りを控え、食中毒に対する注意も必要だ。

こうした疾病が重なると、最悪の場合、地震の「二次被害」である震災関連死につながる可能性も否定できない。不自由な避難生活が被災者の気力や体力に及ぼす影響がでる。特にお年寄りや子どもには周囲の人が気をつけて異常はないか声を掛け合うことなど大事だが、それでも限界が近づきつつあるようだ。
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