給食センターの老朽化
Date:2016-05-26(Thr)

ここ数日、各地で真夏日となった日中、どこでも雑草と格闘する日々が到来した。先日も町内の公園の草刈りがあった。雑草は踏みつける度に生命力を増すたくましさには感服する。雑草は人間の身近にあって、人間が育てているようなもの−と物の本で目にした記憶がある。思えば人間も、地球の営みの中では善かれあしかれ雑草のような存在かもしれない。

その人間も弱い。若狭町内の8小中学校で、同町給食センターの給食を食べた児童生徒らが下痢や嘔吐の症状を訴えている問題で、給食を原因とする食中毒と断定した。ノロウイルスとか。有症者は教職員を含めて255人に上っており、このうち小学2年男児は医療機関に入院したとも。

県内は平年より気温が高い日が続き、細菌が増えやすい状況が続いている。。11~3月に多いノロウイルスによる食中毒も、福井市の複合型施設で4月下旬に起きたほか、熊本地震の被災地の避難所でも発生していることから、当面は注意が必要。食中毒を起こす細菌は熱に弱く、75度(ノロウイルスは85度)で1分以上加熱すれば死滅するか、感染力を失う。

いま、調理時の十分な加熱や手洗いのほか、食品を室温で長時間保存しないといった予防の徹底すれば、大半が防げるが、給食センターという、学校給食であってはならない不祥事だ。

敦賀市の給食センターは、30年以上の年数が相当経過しており、施設修繕経費もかさみ、またさらに調理施設や備品の老朽化も進んでいる。

このような状況の中で、長期休業中に施設整備や集中修繕を毎年行っている。財政面の課題もあり、給食センター、自校式ともに施設の延命化を考えている。給食センターの衛生面や耐震も大きな課題だ。

若狭町の給食センターの食中毒は、市立敦賀病院でもあったように、この時期、もっとも注意すべきことだが、設備面、衛生面での物理的な運用にも限界がある、耐震の課題克服とも合わせ、最新の施設への建て替えを真剣に考慮すべき時期でもある。

学校給食センターのリプレース時期は、現在は未定。当面は、施設の延命化を図りつつ児童生徒数の推移等、教育環境の動向を見極めながら学校給食の現状を堅持していく方針とか。。

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