ハーモニアスポリス構想の具現化(一般質問案添付)
Date:2016-06-07(Tue)

昨日から6月議会、渕上市政が始まって1年が過ぎ、ひとつの政策とも言うべき「ハーモニアスポリス構想」の姿が見えてきた。

これは3月末に地方創生加速化交付金を受けることができた。
内容は、本市単独で地域経済等を維持するのではなく、市域を越えた広域的な地域において一体的な経済圏・生活圏を構築していく。特に、本市が、平野部が狭小で隔絶性の高い地勢であるといった解決困難な課題があることを踏まえ、本市の最大の地域資源である重点港湾敦賀港を中心とした近隣自治体との間での擬似的な臨港工業地帯の形成を展望するというもの。

具体的には、敦賀市、美浜町、南越前町、長浜市、高浜市、米原市と6市町による研究会を設置し、今月29日に第一回の会合を開催することを明らかにした。

この構想は、敦賀市を中心とする緩やかな広域圏を形成しようとするもの。広域圏構想は、古くて新しい。

昭和44年度から、都市とその周辺の農山漁村の有機的な結合により圏域の総合的な振興整備を図るため、広域市町村圏の構想が始まった。平成3年から両者を広域行政圏と総称。

具体的には、広域行政圏の振興整備を図るため、広域行政機構(地方自治法上の協議会、一部事務組合又は広域連合)を設置。圏域の将来図及びそれを実現するための施策を示した広域行政圏計画を策定し、公共施設の整備や公共的なソフト事業を実施。嶺南全域を網羅する嶺南行政組合がある。最近ではこれらの権限を強化する嶺南広域連合の検討が進んでいる。

嶺南広域は、敦賀市が6万7千人と圧倒的大きいが地政学的に敦賀市が東の端にあり、どう連携するか、難しい位置取りだが、これとは別に県境を超えて敦賀市を中心に、それぞれの特性を生かした広域圏が形成できる。これまでも話はあったものの、具現化し、それぞれが連携して同じテーブルにつくことが画期的でもある。

10年、20年、それ以上の壮大な時間軸もあり、まだまだ紆余曲折もあろうが、政策アドバイザーの委嘱など、構想の実現に向けてうごきだしている。県境界を超えるだけに難しい課題もあろが、一歩一歩と前進させたい。

同じ市長提案理由で、NHKの大河ドラマ「真田丸」で敦賀城主の大谷吉継役を演じている片岡愛之助さんのトークショーを市民文化センターで7月23日を開催を明らかにした。

トークショーにあわせて7月23日から市立博物館で「大谷吉継と西軍の関ヶ原」と題した特別展を開催する予定で、多くの人が訪れることを期待していたい。以下に一般質問原稿案を作成しました。これまでと同様、コメント、ご意見を頂ければ幸いです。

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一般質問原稿案

1.熊本地震の教訓を受けての対応について

熊本地震で役場や病院などの防災拠点自体が損壊し、使用不可能になるケースが出ました。東日本大震災でも同じような教訓があります。市庁舎は被災時のとりでともいうべき存在ですが、財政難などで耐震が万全でないという事情が背景にあります。

防災拠点となる公共施設などの耐震化について、各自治体で庁舎の遅れが問題となっています。限られた予算の中で学校などが優先され、どこも市庁舎や役場は後回しにされがちだったと思います。敦賀市もまさに同様な理由で今日を迎えています。

庁舎耐震対策検討会で、熊本地震を考慮して、よりスピード感をもって議論を進めていくとの方針ですが、市長として具体的に熊本地震を受けて、庁舎耐震化についてどのように考えいるのか、ご所見をまず伺います。建て替えとなれば、防災拠点、まちづくりの拠点多方面の検討が必要に思いますが、市長としての進め方をお伺い致します。また、庁舎建て替えとなれば、財政との検討も加えながら対策は重要な課題と存じますが市長のご所見をお伺い致します

次に、医療機関でも、熊本市の防災拠点施設に指定されている熊本市民病院で天井の一部崩落などがあり、倒壊する恐れがある」として使用を中止。入院患者約300人は県の防災ヘリコプターや救急車で他の病院に搬送されました。

市立敦賀病院の耐震強度の再点検、洪水時の避難など、これまでの熊本地震や災害の教訓をしっかり検証しておくことも重要とも思いますが、災害の拠点病院として、管理者として、どのようにお考えか、お伺い致します。




2.男女共同参画センターについて
 男女共同参画センターには、市民活動支援室があり、市民活動団体への支援と市民協働のまちづくり、市内で活動する市民活動団体やNPO法人等の活動支援、市民活動推進のための講座の開催、市民活動団体等の情報の収集及び集積、市民活動に関する相談や情報提供、市民活動団体等と行政との連絡調整、交流サロンの開放など、市民活動にとってなくてはならない存在となっています。

ところで、先月28日、福井市のJR福井駅西口再開発ビル「ハピリン」がオープンしました。基本構想の策定から14年。「にぎわい交流拠点」をコンセプトに、中心市街地活性化の役割を担う。福井国体、北陸新幹線福井開業を控え、“県都の顔”として、おもてなし拠点としても期待されている。その4階に市民活動の拠点ともいうべき福井市総合ボランティアセンターがあります。

鯖江市は市民活動交流センターが市役所近くの一等地に、越前市は武生駅前の平和堂と同居している。いずれも、市民活動の基本は利用しやすい環境を行政が提供することであります。

一方、敦賀市は昨年末、旧原子力PR施設「アクアトム」(敦賀市神楽町2丁目)に、南公民館(同市本町2丁目)にある敦賀観光協会を移し、同公民館には、耐震がととのっていない、市男女共同参画センターの機能を移転する構想を明らかにしました。

物理的には、この構想は良さそうだが、本来、南公民館であり、敦賀市の市民活動という視点で利用しやすい環境とは思えず、先にあげた福井、鯖江、越前市とは違い、最大の難点は駐車場であります。
また、男女共同参画センターにある体育館は、利用率92%という市内の体育館にあって突出しているともいえる驚異的利用率でソフトバレーなど高齢者の憩いの場として、また、保育園児の体育館として、子供から高齢者まで市民に利用されています。この男女共同参画センターの耐震の問題は、市民の安全安心の観点で重要な課題ですが、一方で、利用しやすい市民活動を促進する視点からただ単なる南公民館への移設が妥当か、検討が必用にも思われ、また、体育館にあっては、高齢者や保育園児が利用するとの観点から、近くに代替え施設もなく、今後、どう対応するのか、市長のご見解をお伺い致します。

3.ハーモニアスポリス構想の具現化について
渕上市政が始まって1年が過ぎ、ひとつの政策とも言うべき「ハーモニアスポリス構想」の姿が見えてきました。
内容は、本市単独で地域経済等を維持するのではなく、市域を越えた広域的な地域において一体的な経済圏・生活圏を構築していく。特に、本市が、平野部が狭小で隔絶性の高い地勢であるといった解決困難な課題があることを踏まえ、本市の最大の地域資源である重点港湾敦賀港を中心とした近隣自治体との間での擬似的な臨港工業地帯の形成を展望するというもの。

具体的には、敦賀市、美浜町、南越前町、長浜市、高浜市、米原市と6市町による研究会を設置し、今月29日に第一回の会合を開催することを明らかにした。

まずは、各市町との打ち合わせ内容、具体的な進め方など、まずお伺い致します。次に、道路については南越前町との期成同盟会など、市民、町民も巻き込んだ運動として盛り上げることも重要かと存じますが、市長のご所見をお伺い致します。

4.ハーモニアス構想、新幹線、市庁舎、総合計画など諸課題の進め方、組織体制について

ハーモニアス構想、市庁舎、新幹線対応、中心市街地の活性化など、各部各課が複雑に絡み合い、柔軟な発想や思考が求められ、総合的な調整、立案機能が重要になってくると存じますが、今後の組織体制と運営、さらには息の長い人材育成が重要となってきますが、市長のご所見をお伺い致します。
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