イチローの偉業、桝添知事の反面教師、そして特定失踪者の運動の難しさ
Date:2016-06-17(Fri)

昨日は、見習うべきことと反面教師、そして人の世を考えさせられる一日だった。

報道で「誰よりも早く球場に入り、絶対に遅刻しない男」とか、「あらゆる可能性を考え、準備を尽くすところに彼の真実がある」とも。凡人にはできないことを常に心がける彼の今日があることは確かだ。

昨日朝、イチロー選手が日米通算4257安打を記録した。日本では7年連続首位打者、アメリカでも10年連続で200本以上の安打を記録。攻守走それぞれに超一流の活躍を続けてきた結果の大記録である。その栄誉をたたえ、敬意、敬意だ。張本さんが「百年出ない人、大アッパレ!」、その通りだ。

二つ目は、ある人の著書から引用する。「質素清貧を旨とし、常に自らを戒める」。立派な心掛けである。だが、これが舛添要一東京都知事の言葉と知れば、ーーー。2014年の知事就任後の著書「東京を変える、日本が変わる」に記している。

このおおもとが『南洲翁遺訓』は西郷隆盛の遺訓集とか。ネットで引いてみた。
第四項目に「萬民の上に位する者、己れを愼み、品行を正くし、驕奢を戒め、節儉を勉め、職事に勤勞して人民の標準となり、下民其の勤勞を氣の毒に思ふ樣ならでは、政令は行はれ難し。」

分かりやすく言うと、「上に立つ者(政治、行政の責任者)は、いつも自分の心をつつしみ、品行を正しくし、偉そうな態度をしないで、贅沢をつつしみ節約をする事に努め、仕事に励んで一般国民の手本となり、一般国民がその仕事ぶりや、生活ぶりを気の毒に思う位にならなければ、政令はスムーズに行われないものである。」とある。桝添さんはこれを引用して都知事の就任とした。まさに反面教師だ。首長とは違うが議員も心がけることと、言い聞かせる。

三つ目が、北朝鮮により拉致された可能性もあるとみられていた若狭町の宮内和也さん(当時32歳)が、西日本で発見されたと、警察が昨日午後2時発表した。警察は「拉致の可能性がないことを確認した」ことを明らかにした。旧三方町の職員、宮内和也さんは、平成9年、若狭町世久見の海岸で行方が分からなくなり、北朝鮮に拉致された可能性が排除できない特定失踪者と認定されていただけに複雑な心境だ。

特定失踪者調査会の一員として、この運動を10年続けていて、国内で見つかる例も多い。生きていたことは素直に喜びたい。夕方、ご家族の住む若狭町三方を訪ね、お会いして息子さんの複雑な心境など読み取れた。20年近い月日はご家族に深い辛い時間だっただけに、一方で複雑だ。
 

警察とご家族の証言から、今日にもご家族の沢さんから敦賀署で明らかにされるが、6月初め、県外で西日本にいた宮内さんとみられる男性と捜査員が接触。親族が立ち会ったうえで、宮内和也さん本人と確認され、警察は北朝鮮による拉致の可能性はないと断定し、一般の行方不明者と同じ扱いとし、東京の調査会と連絡を取りリストから外した。これまでの皆さんご支援、ご協力に感謝したい。


 
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