土地の評価額・路線価の北陸新幹線効果
Date:2016-07-02(Sat)

土地の評価額・路線価は、その地域の景気、経済のひとつの指標となる。敦賀市では、敦賀市白銀町の「敦賀駅前広場通り」が6万3000円と、現在の路線価方式が導入された昭和51年以降、初めて市内で最も高い地点となった。

これは明らかに平成34年度の北陸新幹線の敦賀開業を見据え、市が30億円を超える土地区画整備を進め約11億円かけてバスやタクシー乗り場、それに通路に屋根を取り付けた広場を整備した波及効果だ。

県全体の平均は23年連続の下落となった中で敦賀市では北陸新幹線の敦賀開業を見据えた整備が進む中、JR敦賀駅前が調査開始以来初めて最も路線価の高い地点となった。

福井県内の路線価は、3588か所の平均で去年を1.6%下回り、23年連続の下落。その中で北陸新幹線の効果が福井市より先に出たことは意外でもあり、それだけ敦賀駅前整備が重要だとの証しでもある。

私は福井駅前が4月にハピリンがオープンし、新幹線開業にむけた再開発の動きも加速していることから、今回は上昇に県下で最も早く地価が上昇に転じると思っていただけに、敦賀市の上昇は新幹線だけでない要因が重なっているとも推察できる。


ちなみに、路線価は、主な道路に面した土地の1平方メートルあたりの評価額を、国税庁が毎年1月1日時点で算定したもので、相続税や贈与税を算定する基準。

 ただ、人口減少が続いている敦賀市を含め周辺に波及していくかは疑問で、都会との格差、福井市との格差など注視する必要がある。
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