知的障害者施設の事件
Date:2016-07-28(Thr)

昔、流行った青春ドラマによく出てきたのが、夕日。今になると、夕日の美しさを繰り返される何げない暮らしがどれほど幸せか、大人になった今だからこそ分かる気もする。そんなかけがえのない日常がどんなに大事か、感じるようになった。

神奈川県相模原市の知的障害者施設の事件、暗闇の中とはいえ、顔見知りの入所者もいたはずだ。刃物を何本も準備して襲う手口が明らかになってきた。弱者に対する犯行の異常さ。

山あいの施設は地域の福祉拠点として、ほかでは対応できない人も積極的に受け入れていたところだ。重い障害がある人や家族にとって、穏やかな毎日のよりどころだったに違いない。惨事の舞台になると誰が想像できたか。

敦賀市にも、野坂山に抱かれた豊かな自然環境の中にあって、伸び伸びと自らの生活 を懸命に生きてる姿を毎年、見ているが、まさに「やまびこ」のような存在がある。ご家族にとってもなくてはならない施設だ。

市立やまびこ園と知的障害者通所授産所、ワークサポート陽だまり」など、障害者とその家族にとってはなくてはならない存在だ。
誰でも、個人として尊重され、幸福になる権利がある。憲法は基本的人権と「人としての尊重」をそう保障する。やまびこ園のように身体障害などを含む障害者の入所施設は全国に約2600あり、入所者数は約13万人に上るとか。

敦賀市でも職員が日々、頑張っている。夜間の防犯対策、障害者の安全・安心にも日々、気を使っている。

事件によって、明日は何をしようと考えながら眠りについた人もいたかもしれない。おやすみの後に訪れるはずのおはようの朝は、無理やり奪う。怒りと悲しみで正直「なぜ」の思いが募る。
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