福島第一発電所に今、6千人が働いている。
福島第一原子力発電所を訪れた。これほど、気の重い、視察もないと思うが、年々、改善の方向に向かっている。
いま、福島第一原子力発電所では、1日に6千人以上が働いている。立ち入りが難しい場所もあるが、放射線量も確実に低下している。それだけに不思議と活気がある。敦賀からも東京電力などへ出向して働いている、懐かしい顔もあった。

1号から4号の原子炉建屋周辺で働く人たちは防護服やマスクといった、装備を身につけているが、私たちの視察ではバスの中ということもあり、ビニール足カバーと放射線量計だけの装備となった。それでも出入り徹底的なチェックを受けるという厳しさがある。
出入り口付近にずらりとならんだ個人の線量計はそこがふつうの場所ではない。ただ、その現場の環境改善も進んでいる。通路ですれ違うときには「お疲れさまでーす」と声をかけ合うし、
休憩スペースにはくつろいでいる人たちがいる。壁には前向きな標語が掲げられているし、
ふつうではない面も多いけれど、人が働くふつうの「現場」としての面も当たり前に持ち合わせている。とくに、ここ一年くらいのあいだに、そういった環境が整ってきたということだった。
自動販売機もあるし、食堂もある。

震災から5年が過ぎ、浜通りの放射線量はずいぶん下がった。常磐自動車道は開通し、国道6号線も通れるようになった。ただ、JRの常磐線はまだまだ津波の影響もあって、全面開通に至っていない。

テレビのニュースを見ているだけではなかなか伝わってこない福島第一原子力発電所の現場、視察して、わかることある。まさに百聞は一見に如かずだ。

福島第一原子力発電所に入るまえに、ぼくらは発電所から20キロ南にある「Jヴィレッジ」を訪れた。ここで、今回の視察の概要の説明を受けた。Jヴィレッジは本来、サッカーをメインとしたスポーツのトレーニング施設である。しかし、福島第一原子力発電所の事故後は、トレーニング施設としては閉鎖し、事故の対応の重要な拠点となっている。しかし、それもこの秋にはもとに戻され返還される。それだけ現場の環境も改善されてきた。

そんな、感じたままを、明日も、書いていきたい。
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【2016/08/26】 | ページトップ↑
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