もんじゅ報道
Date:2016-08-31(Wed)

昨日、一昨日とニュースは台風10号一色。ことしは台風の到来が少ないと書いたがその後、台風のラッシュが始まった。昨日は東北への上陸。台風10号を含めると、今月だけで四つの台風が日本に上陸。何事も異例づくめとか。温暖化の進行とともに日本近海の海水温が上がり、強力な台風が増えるだろう。いまの異常気象が将来は普通になる—。専門家の警告である。今シーズンの異常なコースも、その兆候とも。

秋の季語「野分」は、いまでいう台風のことで、草木を吹き分ける風という意味がある。ものの本で、源氏物語には「野分、例の年よりもおどろおどろしく、空の色変りて吹きいづ」とあり、台風の到来に右往左往する人々の様子が描かれている。

昨日の日経新聞で「高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県)の関連では維持費として199億円、耐震補強など新たな規制基準対応に50億円を要求するとした。」とあり、一方で、

一昨日の毎日新聞でー「高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、現行計画に基づいて今後10年間運転する場合、国費約6000億円の追加支出が必要になると政府が試算していることが28日、分かった。既に約1兆2000億円をつぎ込みながら稼働実績がほとんどなく、政府は菅義偉官房長官の下のチームで、廃炉も選択肢に含めて今後のあり方を慎重に検討している。」とあった。

台風に翻弄されるように、敦賀市も、もんじゅ報道で翻弄されている。今月10日、福井県の西川一誠知事は世耕弘成経済産業相と会談。今後の扱いが決まっていない高速増殖炉「もんじゅ」について「文部科学省だけでは十分に対応できない。経産省が文科省と力を合わせ、方向性を出してほしい」と要請したばかりだ。世耕氏は「政府全体として対応していきたい」と応じただけだったが、財政面だけが論じられ、重要な国のエネルギー政策など長期的な視野が失われているように思えてならない。
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