鬼怒川の決壊から1年
Date:2016-09-10(Sat)

今日で茨城県の鬼怒川決壊で1年。敦賀にいた中日新聞の女性記者が茨城県へ転勤、そこで鬼怒川の決壊を体験、記事にした。それを福井大学の原子力工学研究所での講演を伺ったことがある。女性記者も被害者だった。

気象庁のホームページに20〜30ミリは「どしゃ降り」、30〜50ミリだと「バケツをひっくり返したように降る」。50〜80ミリは「滝のようにゴーゴーと降り続く」、80ミリ以上に至っては「圧迫感、恐怖を感ずる」とある。8月後半から大雨被害が相次いでいる。特に台風10号は東北、北海道に甚大な水害をもたらした。北海道富良野市で1時間に約90ミリ、岩手県宮古市などで80ミリを観測した。

ゲリラ豪雨、台風の豪雨と豪雨はもう珍しくない。福井県では12年前、まさに福井豪雨、美山町(現福井市南東部)では午前6時10分までの1時間に96ミリの猛烈な雨を記録した(美山町では約1ヶ月分とされる総雨量がわずか1日で降ったとされる)。福井市中心部でも午前8時までの1時間に75ミリの非常に激しい雨が観測された。

災害ボランティアで美山町の経験者から10年ほど前にこれも講演で「バケツをひっくりかえしたどころではない、恐怖と」と。福井豪雨後、2日ほど復旧のボランティアで美山町に入ったが、惨状は想像以上だった。

ところで、早朝、気比の松原を散歩すると、セミと、秋の虫の二重奏。日も短くなり、温かいおでんと熱燗が恋しくなる時季が近づいている。

おでんはコンビニ商品の代名詞といわれるという。具材やつゆを地域によって代えるなど各社とも商品研究に余念がないようだ。災害に噺を戻すと、コンビニは災害時に欠かせない「生活インフラ」として、社会的な役割を担うようにもなった。福井豪雨の時もそうだったが東日本大震災時には、なくてはならない存在になっていた。東京電力福島第一発電所周辺もコンビニは重要な生活インフラとなっている。

地震や台風の際に営業を継続し商品を提供するため、店舗や工場の被災状況や配送トラックの情報を迅速に把握するシステムの導入などを進める。災害の度に、コンビニは着実に防災力を高めているようだ。災害の教訓を積み重ね対応力を向上させることの重要性は、自治体も一般家庭にも当てはまる。
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