富山市議会、富山県議会の政務活動費問題を想う。
Date:2016-09-19(Mon)

富山県議会と富山市議会で政務活動費の不正取得が相次いで発覚し、議員辞職ドミノの事態が続いている。それも常習犯的な要素が強いから驚だ。自民党議員から民進系議員までにも波及。民主党の北信越ブロック時代からよく知っている市議、県議も含まれているから驚きだ。北信越ブロックの議員研修フォーラムなどで語り合った仲間であり、あまりにも身近な問題となったからだ。人の振り見て我が振り直せではないが、政務活動費が税金であるとの重みを自らも再認識させるために書く。

政務活動費とは、議員報酬とは別に視察や研修など政策立案を支援する経費として自治体が支給する公費。月額は富山県議が30万円(福井県議会30万円)、富山市議は15万円(福井市議会15万円)。ちなみに敦賀市議会は月額4万円。人口規模によって大きく違うが、決めるのはそれぞれの自治体議会。

敦賀市議会は使い方、用途基準を示したマニュアルが文書化されており、収支報告書、領収書を年度末の議会事務局のチェックと監査を受けて5年間、領収書も含めて保管している。

富山市議会の、県議会の一連の事態を整理すると、7月、当時の富山県議会副議長(自民)が書籍の領収書を偽造して政務活動費460万円を取得していたことが明らかとなり、議員辞職に追い込まれた。
 その後、富山市議会元議長で自民会派元会長が開催していない市政報告会の印刷・茶菓子代など690万円の政務活動費を不正取得。同僚の二市議が茶菓子代を水増ししていたことが分かり、三氏とも辞職した。白紙や偽造の領収書を使って不正を繰り返していた。
 
活動目的があってこそ経費が発生するのに、「使い切らなければ損」「領収書があればいい」との考えだとしたら本末転倒でもある。。私の属する市民クラブは、結果的に残して残額を返還することが多い。
先日77歳で亡くなった加藤紘一元官房長官が、「加藤の乱」も有名だが、自民党政治に奥行きを与える、いわば「効き塩」の役目を果たされた、との評価をどこかで読んだ。加藤さん著には「議員バッジは(国民の声を拾う)小型マイク」と記したともあった。地方議会にも通じる。

住民の声、身近な声にも敏感に聴き、その手段として年4回から3回の議会ニュースレターと日々のブログを書き、一方で先進的な自治体の現場に足を、あるいは制度改正など座学で視野や講義を受け、議会活動に生かす。これが私の政務活動費の使い方だ。しかし、富山市議会の不祥事を謙虚に受け止め、透明性や公開のあり方など、事件の経過と結果を調べながら再度、考えてみたい。
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