もんじゅの意見書、賛成多数で可決
 Date:2016-09-29(Thr)

昨日で9月議会が終了した。議会の最後の議案、もんじゅについて、国に地元への説明責任を果たすよう求める意見書を21対2の賛成多数で可決した。

意見書では、国策としてもんじゅに協力してきた地元に全く説明がないまま廃炉を含めた見直しの決定がなされた事は「遺憾」だとし、市や議会に対し早急に説明責任を果たす事や、今後の議論に際しては地元の意向をくみ取る事などを求める内容となっている。

来月、早々にも、議会では市長と共に近く、各関係機関を回って意見書を提出すると、伺っている。意見書は、地方の切実な声でもある。国がどう斟酌するか、見守りたい。それほど、もんじゅの問題は、敦賀市にとって切実な声だ。

話は変わるが、昔、理科の実験で、水と油を分離したまま混ざらないなか、そこに洗剤を加える。二つは混ざり合って乳白色になる。洗剤に含まれる界面活性剤が、水と油という異なる物質の境界面に働きかけて性質を変化させる。そんな実験があった。

まさに、この化学変化が、洗浄、乳化といった作用は化粧品や医薬品など幅広く役立っている。一般社会でも、この作用が必要なこともある。市議会でも理事者と議会の対立構造は、時として水と油、市民にとって、なんの利益をもたらさない。これに危機的状況などが加わると、一致協力と変わる。敦賀市は、いま、そんな状況ではないが、もんじゅの問題はまさに市長も議会も一致協力して取り組む課題だ。

話はまったく違うが、横浜の病院で何者かが意図的に点滴に界面活性剤を混入した疑いで捜査が進んでいる。いずれも寝たきりの高齢者で、私の両親も認知症が進み寝たきりのなかで、栄養のすべてを点滴に頼っただけに、点滴はまさに生命線だ。

病院では4月以降、ナース服の切り裂き、カルテ抜き取りと異変が続いていた。先月は看護師の飲み物に異物が入れられたとの報道もあった。次から次とでる不可解、何かの予兆と捉える危機感も必要に思う。今回、病人、高齢者といった弱者が犠牲になった。まだまだ、見えないだけに気が重い課題だ。
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