インフルエンザ、ノロウイルス、そして過労死
Date:2016-10-18(Tue)

鯖江市の小学校で4年生の児童が相次いでインフルエンザの症状を訴えたことから、学校は18日から2日間4年生の1クラスで学級閉鎖の措置をとることになったとか。

インフルエンザによる学年閉鎖や学級閉鎖は、県内では今シーズン初めてで、過去5年間で最も早いということ。寒くはなっても、これほど早いとは、子供たちに体力が落ちているのか。調べると冬場にも多いが、国や地域により様々で、年間を通じて低レベルの発生が見られる地域や、複数回流行する地域もあるとか。防止の基本は手洗いとうがい、予防注射と、冬は近い。


ところで、寒くなり始めると活発に動きだすのが、ノロウイルスだ。2013年末、市立敦賀病院の入院患者らがノロウイルスに集団感染した。病院給食を原因とする食中毒と断定し、2日間、病院の調理業務を停止とする行政処分を下した。

ノロウイルスは、突然の嵐のように襲いかかり、ひとしきり大暴れすると潮が引くように去っていくと思いきや、とんでもなくタフだと伺ったことがある。

厚生労働省によると、感染者の腸管で爆発的に増えたウイルスは体外に排出された後、下水から川に流れ、水中をただよう。その間にプランクトンに取り込まれ、海でカキなどの二枚貝に吸い込まれる。それを生で食べたヒトに再び感染する。こんなに長い循環を繰り返している。

これも予防の基本は手洗いとカキの加熱。アルコール消毒が通用しないつわものでもある。何事も防止に限る。

一方、新入社員の自殺が過労が原因の労災と認定されて、労働局が広告代理店最大手・電通の本支社を立ち入り調査した。理由は、働き過ぎることで、精神のバランスを崩して、これにパワハラもあったとか。

2014年の過労死等防止対策推進法の施行後も、悲劇が繰り返されている。福井県でも若狭町立中学教諭が長時間労働が原因として、遺族が公務災害認定を申請し、地方公務員災害補償基金福井県支部は先月、公務災害と認定した。伺うと、過労死にも防止策は、難しいと言いながらもまわりの配慮など教訓も多い。いずれも他山の石だ。


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