介護の限界と今後
Date:2016-10-28(Fri)

在宅介護はほんとに難しい。老老介護の限界をよくみてきた。その時に役に立つのが相談できる機関であり、ケアマネの存在だ。
介護だけでなく、介護をするまで病気、それも入院が重なると大変というよりも回らなくなる。それに洗濯や買い物など仕事は当然できなくなる。

私も体験したが、その時に、ケアマネジャーさんが、手伝いや助言をしてくれた。ありがたかった。支えがなければ、どう対応してよいか、途方にくれていた。

ケアマネの仕事に、介護保険サービスの利用計画(ケアプラン)の作成がある。訪問介護や通所介護などを、どの程度受け、生活の目標に何を目指すかを定める。利用者や家族の意向を踏まえ、ケアマネが作成するのが一般的だが、それ以上にベテランになると生活助言はほんとに役立った。

ところで、いま、ケアプランのプラン作成に人工知能(AI)を活用する研究が始まった。実際の約10万件のプランなどをAIが学習。質のばらつきをなくして最適なプラン作成を目指し、過剰サービスの防止や現場の負担軽減を図るという。
研究では、高齢者の心身状態などをAIに学習させ、数十人分のプランを試験的に作り、専門家が適当かどうか検討する。ケアマネを支援する道具の一つになる。

介護には、きめ細かな配慮など、人の手が欠かせないと考えてきた。だが、近い将来、「人の気持ち」や「困り事」を的確に判断し、手助けしてくれる、ベテランがいるようでいない。老老介護は今後も増えるが、それ以上にひとり世態の高齢者が増える。在宅といっても限界がある。
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