新ムゼウムの整備と世界記憶遺産
Date:2016-11-04(Fri)

赤レンガ倉庫の盛況に続いて、 いま、敦賀港に上陸したユダヤ人難民やポーランド人孤児などの足跡を紹介する資料館「人道の港、敦賀ムゼウム」について、敦賀市は2020年度末をめどに新たに整備し、観光客の増加で施設が手狭になったことに加え、北陸新幹線の敦賀延伸が22年度末に予定されているためで、新ムゼウムを中心とした観光拠点化を進める計画がある。

このエリヤは、金ヶ崎城跡やJR貨物の線路など歴史的な財産がある。赤レンガ、ムゼウム、鉄道、そして金ヶ崎城と歴史的に多様な膨らみを持っている。時間をかけた予算を考えながら整備していくことは、観光地として敦賀にとって楽しみなエリアでもある。
 

その重要なコンセプトである人道の港「ムゼウム」で来年の世界記憶遺産登録を目指す、外交官・故杉原千畝氏の資料をユネスコ本部に世界記憶遺産として登録の申請をしている。来年夏ごろに審査の結論が出る。世界記憶遺産登録となれば、映画の普及に加え、息の長い人道の人物として、それを紹介する新ムゼウムが教育に観光に名実ともに重要な施設となる。
 杉原リストは、第2次大戦中にナチス・ドイツの迫害から多くのユダヤ人を救った「命のビザ(査証)」で知られる杉原氏に関する記録。杉原氏の出身地で、当時のビザや自筆の手記などを収集した岐阜県八百津町が提出している。遺産となるであろう来年の夏が楽しみである。
 
ところで、一方で杉原千畝の生誕地が八百津町でないということや昨日、週刊新潮に「世界記憶遺産、杉原千畝の手記に改ざん疑惑」として紹介されたこと、疑惑に過ぎないと信じたいが、必要であれば、世界記憶遺産登録となれば、疑惑ははらすか、誤りであれば釈明の上、一部資料の取り下げなど必要かもしれない。
スポンサーサイト
【2016/11/04】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |