敦賀で始まるバイオマス発電
Date:2016-11-05(Sat)

昨日は議会の予算決算常任委員会。27年度決算を審査、午前10時に始まり終わったのは午後6時。9日に審査結果の採決する。その折でも報告したい。

ところで、市役所5階から南をのぞむと、東洋紡の敷地、約22,000平方メートルを賃借し、バイオマス発電の全景が姿を表した。運営主体は丸紅の100%出資の子会社である丸紅火力株式会社。

一昨年、環境対策を十分、行うとする住民説明会を行い、昨年11月より建設工事に着手、来年夏の商業運転開始を目指す。国内外の未利用な木質チップを主な燃料とするバイオマス発電事業で、出力37MW、年間発電量は一般家庭約7万世帯の電力消費量に相当とか。

再生可能エネルギーによって作られた電力を、電力会社が固定価格で買い取る制度ができて4年余り。制度の後押しを受け、木質バイオマスを利用する発電所が次々と建造され、稼働を始めている。

県内には大野市に今年、ひとつが完成して発電を開始している。全国では50近く、計画段階を含めると90以上とか。大野市のバイオマス発電は敦賀より小さく最大出力は一般家庭1万5千世帯分の7千キロワット。県内の間伐材や製材端材などを燃料に使い、林業の再生、山の整備につながると期待される優れもの。

市場価格が安く、山に残してきた間伐材などに新たな需要が生まれ、停滞していた林業に一条の光が差し込んだ。しかし、課題も多い。発電コストを下げるために発電規模を大きくする傾向があり、燃料の安定確保が難しくなっている。そのために敦賀に建設されるバイオマス発電は海外の製材が中心だ。

材価が低迷し、住宅着工数は減る一方。その結果、間伐や枝打ちのできていない山が増え、もう放置できない状況になっているのが実情だ。いずれにしても、バイオマス発電が新な事業として敦賀で始まる。
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