需要でゆっくりと縮小する産業と人材不足
Date:2016-11-07(Mon)

昨日は西地区社会福祉協議会の敬老のつどい、そして市の防災訓練と続いた。西地区の高齢化は敦賀市の平均よりも速い。
ゆっくりと進むのが高齢化だ。昨日の来賓挨拶は、ここ数年、この話題が多い。

ところで、先日、山形の古い友人が北陸新幹線金沢回りで訪ねてくれた。定年後、地元のビール会社を手伝っているとか。ただ、それも需要の関係で高齢化し人材不足で苦戦しているとか。

かつて大手メーカーは1社1銘柄を主力にしていたが、いまは目移りするほど定番商品を増やしている。それに限定商品も加わると、価格が高めのクラフトビールはどうしても不利になる。友人が語るに「ビール類の国内市場は縮小しており、ピークの94年に比べ3分の2に落ち込んだ」という。若い人や女性に「ビールは苦手」という層が増えており、酒席でも「とりあえずビール」という声が少なくなったようだ。なかでも、醸造所ごとに味が異なるクラフトビールは観光資源でもあるが、観光客だけでは難しく、特に山形県の人口減少、特に働き盛りの減少が影響しているとか。

敦賀市も原子力発電所の長期停止も重なり、若年層の市外への流出、雇用の減少により働き世代の減少、高齢化の進行による死亡数の増加など、人口減少の要因は幾つかある。6万7千人を割った。

敦賀市だけでなく、福井県も日本全体が既に人口減の時代に入っている。減少スピードを遅らせる努力は必要だ。なんといっても最大の牽引役は原子力発電所の再稼働だが、粘り強く取り組むしかない。もんじゅを中心とする研究部門、福井大学などの人材育成にもつながる。

ただ、これも各電力の再稼働がゆっくりと進むなか、需要の関係で、メーカである日立製作所、三菱重工業、東芝の日本の原子炉メーカーが苦境に立っている。人材の縮小も進み将来像を描けずに立ちすくんでいる。


いずれにしても人口減少下でも地域社会が維持され、住民が幸せに暮らせる道を切り開けばとも思う。敦賀市も6万人割れのカウントダウンが始まったが、ゆっくりと時間が進むだけに、慌てず、悲観せず、なんとか知恵を出したいものだ。
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