立石岬灯台が、国の登録有形文化財に
Date:2016-11-19(Sat)

敦賀半島の突端、立石から歩くこと15分。立石岬灯台にたどり着く。一挙に見晴らしがよくなる。天気のいい日は常髪半島、越前岬と見渡せる。

その立石岬灯台が、明治時代に建てられ130年以上たった今も現役として使われ、日本人が設計・施工した灯台として国内で最も古く貴重な建造物だとして、国の登録有形文化財に新たに登録されることになった。喜ばしいことだ。敦賀市のなかでも隠れた観光地でもある。

調べると、立石岬灯台は標高117メートルの高台に明治14年に日本海側で2番目に建設されました。地上からの高さは約8メートルあり、日本人が設計・施工した灯台としては国内で最も古い灯台で、建設から135年間たった今も現役の灯台として光を出し、若狭湾を航行する船を導いている。

ところで、船に乗って最初に学ぶのが船の位置確認。専門的に言葉で「クロスベアリング」という。2つ以上の地上物標の方位をコンパスで測定し、海図上にそれぞれの物標より方位線を記載し、これらの交点をもって船位とする方法で、夜は灯台が目印だ。二つの目標は線を引けば交わる、それで位置が分かる。実習でにっこりする瞬間だ。単純にいえば1+1=2というプラス思考の世界だ。

一方、「2」と聞けば「分断」や「対立」などネガティブな言葉が思い浮かぶ。象徴的なのが先ごろ投開票のあった米大統領選だろう。中傷合戦となった選挙戦後も、抗議デモに少数派への嫌がらせと、互いの支持者のせめぎ合いが続く。

EU離脱を決めた今年6月の英国民投票もイエスかノーの「二者択一」が国内に深刻な亀裂をもたらした。敵か味方か、白か黒か−分断された社会が、憎しみを増幅させることは歴史が教えている。
いま、対立の構図ばかりが目立つが、日本はやはり「和をもって尊し」。
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