103万円の壁、収入の壁、介護の壁、そして就職の壁
Date:2016-11-24(Thr)

「いい夫婦の日」の一昨日11月22日、昨日23日の「勤労感謝の日」。夫婦の働き方や尊重される働くということが、どこか壁が多い。

年収だけではない。介護の壁。保育の壁。敦賀には就職の壁もありそうだ。来年度の税制を巡る与党の議論が、今週はじめ正式に始まった。焦点はパートの主婦にどう働いてもらうか。今までは「103万円の壁」があり、妻は夫の納税額が小さくなる年収103万円内に抑えがちだった。それを150万円に引き上げる案が有力となっている。

そこにあるのが人手不足の折、パート主婦にできるだけ長く働いてもらう狙いのようだ。でも、せっかく壁を崩すのに、新たな「150万円の壁」をつくるのはややこしい。共働き、パートの多い、敦賀市民は、新聞をよく読んでいる。

そもそも今の仕組み「配偶者控除」をやめ、夫婦を広く支える「夫婦控除」を設けるのが最初の案だ。すると負担が増える層が出るため、その怒りを恐れて消えていったように思える。得意の選挙横目の迷走劇らしいと思う。

もうひとつは政府は最長で1年半認めている育児休業を2年まで延長することを検討している。父親が一定期間取得することを条件とし、男性の取得促進と女性の負担軽減につなげる考えという。男性の育児を応援する方向で制度の見直しが図られること自体は歓迎したい。

しかし、電通の過労自殺や若者を酷使するブラック企業問題が象徴するように、現実の職場は、長時間労働の常態化や人手不足などの課題が山積し、有給休暇すら取りにくい現実と相反する。敦賀市も都会の問題ではない。

全国的にも各地方にも、それぞれ事情や壁がある。ここまでくると、
敦賀市も原子力発電所の長期停止という現実が景気、雇用、そして若者の就職の大きな壁になっていることは確かだ。
スポンサーサイト
【2016/11/24】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |