高齢者の免許返納
Date:2016-12-05(Mon)

福井県議会の質問にあった高齢者の免許の返納、これだけ高齢者の事故が多発するとやむ得ないだろう。そろそろ身につまされる。

ところで、全国で高齢ドライバーの死亡事故が相次ぐ中、今年の福井県内高齢者(65歳以上)の運転免許自主返納は10月末現在で1281件となっているとか。福井県警運転免許課によると、
2010年の高齢者の返納は344件だったが、14年は1005件、15年は1351件と年々増加。今年は過去最多だった昨年を上回るペースとなっているとも。

女房の父が「80歳になったら運転免許を返納する」と宣言していたが、その日が近づくにつれ怪しくなって、結局、返納できなかった。「やっぱその…不便だろうが…」。家族としては心配しつつも見守るしかないと思ったが認知症になればことは違う。
 

全国で高齢ドライバーによる重大事故が相次いでいる中、運動機能や判断力の衰えが原因となるケースも多く、警察や自治体は免許の自主返納を促している。

敦賀市の返納による支援内容はバス及びタクシー利用券 20,000円分 (有効期限 2年間)で市内路線バス(若狭線、菅浜線)、市コミュニティバス、市内タクシー事業者(介護タクシーを除く)に使用可能。

だが、なかなか進まない。生活に欠かせない「足」を手放せる環境整備が追いついていないのはどこも同じだ。
 
九州の宮崎県西米良村では、免許を自主返納した高齢者に14万4千円分のタクシー券の支給を始めた。
1回限りの支給で有効期間は1年間だが、村の大半の地区から診療所やスーパーがある中心部まで24回往復できるという。この種の支援策としては特別。                                                                         
 村ではこの制度とは別に、以前から75歳以上の住民に毎年、中心部まで年間最大72往復できるタクシー券を配っている。
人口約1200人、高齢化率42%の村で、両制度の本年度予算は計320万円。村民の足を確保することで、交通事故が減り、何より地域活性化につながるとか。

返納者に交通機関の割引券などを交付する支援策は敦賀市も同じだが、ここまで来れば、車に代わる高齢者の「足」が確保できれば、事故防止だけでなく、健康や経済面での効果も見込るとの政策。

人口規模も違うがいま、コミュニティバスなどの福祉面などの社会全体で取り組むべき難しい課題だ。
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