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休日雑感・・・急に冷えてきた季節のように不況の風が・・・。
Date:2008-11-03(Mon)

優しい穏やかな三連休。朝夕の寒さは、それなりに身に応える。解散は当面見送りか・・・・。選挙モードも休みが必要か。麻生首相の追加経済対策、選挙を有利にとの狙いもあるのだろうが、景気悪化の危機は全力で回避・・・・。私は長引くとみている・・。それにしても一億総中流は遠い過去の話となり、格差が広がったのは、米国に倣って市場原理の政策を強化したからだろう。しかし、お手本の米国経済が行き詰まり、世界中に災いをもたらした以上、その見直しは必至だ。選挙に際によく語る「若者に希望を、お年寄りに安心を」、言葉が浮いて聞こえる・・・。行き詰まりの是正には時間がかかる。それほど今回の不況は厳しいとみている。

11月になって土日と久しぶりの休日。土曜日は、自転車で愛発公民館へ。ある行事で愛発の体育館。ここも廃校以来数年ぶりだ。体育館は少し寒いが、清掃もいきとどいて気持ちよく使える。公民館も今年開設以来、初めての冬を迎える。エントランスは、夏の涼風はいいが、冬はちと寒い。冬に向かい寒さが心配だ。公民館行事や教室の利用も高齢化で減少傾向とか。

山間の公民館、体育館、運動場、そして手つかずの2,3階の校舎跡、いかに利用するか、維持するか、財政が厳しいだけに、先行きはまだ不透明。

紅葉がはじまった山並みは優しい。自転車で国道8号の峠を抜ける。琵琶湖周辺は、稲刈り後の田んぼや湖面も優しい。海津大崎の桜並木も紅葉が始まっている。奥琵琶湖から琵琶湖西岸の湖岸道路は、通行量も少なくサイクリングにはお勧めだ。天気がよければなおさら落ち着いて走れる。仲間の自転車部隊も多い。

日曜日は、町内壮年会、消防署の救命救急勉強会と町内の公園でのバーベキューと、これも優しい日差しとビールが合う。寒いかと思いきや、焼き肉が体を温める。予算に合わせての行事は気が楽だ。

その後、いつも立ち寄る木崎のある書店で新刊書を眺める。話を冒頭に戻すかのように、格差や雇用、貧困を扱った本がずいぶん増えたと感じた。格差が社会問題化したのは小泉純一郎元首相による構造改革が進み、“影”の部分が言われ始めたころから。今では非正規雇用も当たり前になった。

前にもブログで書いたが、今年は戦前のプロレタリア文学を代表する、小林多喜二の『蟹工船』が若者の間でブームになった。敦賀でも購入者が多いとか。極寒のオホーツク海での過酷な労働に耐えかねて立ち上がる労働者-そんな戦前の作品が読まれるのも今の社会が過酷な顔を持ち始めたからだろう。超就職氷河期で正規雇用されなかった若者などが手に取ったという。

書かれたのは1929(昭和四)年。その年、世界恐慌が起こり各国は大不況に見舞われた。私も二十代の頃、寮の片隅で一気に読んだ。なぜか、若い心に合うのか。私が読んだ当時のオイルショック後の不景気だ。ただ、まだ何とかなる高度成長の余韻の頃だ。

1929年から79年後、米国発の金融危機が拡大し再び恐慌の不安が広がっている。東証株価はバブル後最安値を付け、少し戻したものの不安定だ。急に冷えてきた季節のように不況の風が吹き始めた。格差と肌身で感じる不況は、これまでとは違う、経験上は長引きそうだ。木枯らしが吹く前の準備も必要だ。自治体の財政運営も先をみた、この厳しさを感じることから始まるのではないか。

11月は役所では、来年度予算の編成の作業が始まる。議会では決算委員会が5日から10日まで行われる。今回は副委員長、どう審査するか、議会の役目を考える年数になった・・・。
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