北陸新幹線の敦賀駅(新幹線対策特別委員会)
Date:2016-12-14(Wed)

古い話だが、敦賀駅を舞台にした映画がある。『約束』(やくそく)は、1972年(昭和47年)で、主演:岸惠子、岸の相手役を演じた萩原健一の出世作としても知られる。男女のすれ違い、年上の岸恵子という役柄と萩原健一の若さと、どこか寂しい映画だったが、旅情を感じさせる映画だった。

封切りすぐに神戸で観たので、当時は敦賀駅とわからなかった。あとで敦賀駅、本町の商店街、陸橋と敦賀の街並みが舞台になっていることを知った。

敦賀駅のホームのカーブと屋根と、いまと変わらない。同じ70年代は別れがテーマの名曲が生まれている。山口百恵さん「秋桜」は明日嫁ぐ娘の母への思いを、石川さゆりさん「津軽海峡冬景色」は「あなた」と別れて上野発の夜行列車で青森駅に降り立った女性の思いを切々と歌う。「あずさ2号」もそうだ。

春まだ浅い信濃路〉へ旅に出る—。青春からの旅立ちは未練もありほろ苦い。そんな信濃路が北陸新幹線で結ばれる。すべて合理的で速度追求の社会に旅情あふれる映画と歌は生まれにくい。

昨日は議会の新幹線対策特別委員会。新幹線の敦賀駅のイメージ標語、敦賀駅東のアクセス道路や駅広場が議論された。6年後の北陸新幹線の敦賀駅開通にむけて具体的な内容に入ってきた。

一方、敦賀市として先月、財務省に、 着実な整備促進について 乗換利便性向上策に必要な予算の確保を含め、着実に整備を進めること。新幹線と特急列車との 乗り換えだけでなく、三セク運行列車や新快速等の在来普通列車との乗換利便性についても十分配慮すること。

またそれらを解決し、全ての利用者が通学やビジネス及び観光において、ストレスなく快適に敦賀駅を利用できるよう、既存駅施設と新幹線駅舎とを結ぶ、動く歩道(ムービングウォーク)やエスカレーターを含む広くて便利で快適な連絡通路の国による整備。

さらには、新幹線駅周辺におけるアクセス道路の整備について 北陸新幹線大阪開業までの間、敦賀駅が終着駅として若狭地域
をはじめとした広域的な玄関口としての機能を有することから、敦賀港や北陸自動車道につながる国道8号バイパスとのアクセス
道路及び周辺市道との接続道路の整備について、国として重点的に支援すること。など、具体的な内容になり始めた。

敦賀駅の旅情は新幹線でどう変わるか、楽しみだ。
スポンサーサイト
【2016/12/14】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |