「悪いなりにいいのでは」(景気ウオッチャー)
Date:2016-12-18(Sun)

県内のハローワーク別の有効求人倍率(10月)は、三国3・39倍、大野2・21倍、福井1・88倍、敦賀1・69倍、小浜1・69倍、武生1・59倍だった。

福井県は平均1、90と全国第2位と、確かに景気は上向いている。ただ、明らかに嶺南と嶺北は産業構造上の違いから3ー11以降逆転している。人口減少も嶺南は著しい。もう14万人を切るのは目前でもある。

ところで、全国的にこれまでとは違った傾向も出てきた。2014年末までは非正規雇用が大きく増える一方で、正規雇用は減少傾向にあったが、ここ1年は、正規も非正規も増えているいう。

つまり、新しい雇用が生まれていることを示しているが、10月は非正規の伸びが1.6%だったのに対して、正規が2.2%増と、今年4月以来の正規の伸びが上回った。全国的に人手不足といえるといえる。一方、嶺南、敦賀市は正規、非正規共に減少していることは確かだ。

ところで、街角の景気を肌で感じることができる「景気ウオッチャー」と言えば、タクシー運転手がよく知られている。この時期、代行運転手も景気に敏感な職種と言える。

街中は忘年会シーズン真っ盛り。なじみの運転手に、今年の様子を尋ねてみた。「昨年とそれほど変わりません。いまの時期、忙しくなければ忙しいときはありませんから」と率直だ。

原子力発電所が動いている頃と3ー11以降の違いはあきらか。ただ、ウオッチャー曰、「悪いなりに4、5年も続けば慣れてしまった」と。また、「これが普通と思えば腹もたたない」とも。

景気ウオッチャーたちの言葉を借りれば「これ以上、悪くならないと思うが、もんじゅの動向が心配だ」と。巷のクリスマス前の量販店や本町の賑わいは、悪いなりに良さそうだ。今年も二週間を切り、いよいよ師走本番。
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